《2024.2.11》
見どころ盛りだくさんだったアムステルダムを離れ、次の目的地へと移動していきます。
目指すは、隣国ベルギーの首都ブリュッセルです。
アムステルダムからブリュッセルへ
アムステルダムからブリュッセルへの移動は、毎度お馴染みFlix Busにお世話になりました。
両都市間のバスは頻発しています。
私は11時発、13時45分着の便をチョイス。
3時間弱の乗車で、お値段9.99ユーロ!( 約1600円)
物価の高いヨーロッパですが、バスは日本より安いくらいで本当に助かります。
アムステルダムのFlix Bus乗り場は、Sloterdijkという駅の隣にあります。
バスは定刻通りに出発しました。

バスの中で朝昼兼用のサンドイッチを食べます。
ヨーロッパでは、スーパーのパンとサラミが比較的安価なので、朝と昼は大抵こんな感じのサンドイッチが定番です。
これだけでは栄養が偏るので、カバンにはバナナやミニトマト、ゆで卵なども常に忍ばせています。
バスは時間ぴったりにベルギーの首都ブリュッセルに到着。
ブリュッセルのFlix Busの乗降場所はブリュッセル北駅の近くにあります。

降り立った場所は、なんとも近代的なビル街。

しかし、下に目線を落とすとたくさんのゴミが散らばっていました。
途上国でもないのにこの散らかりよう・・・この街大丈夫でしょうか。
ブリュッセルの宿
ブリュッセルの宿は、Brxxl 5 City Centre Hostel。
Flix Bus降車場所からは徒歩で30分ちょっと掛かりますが、のんびり歩いて向かいます。

アムステルダムからそう遠くのに、街の雰囲気はオランダと全然違います。
とてもヨーロッパっぽい重厚感のある建物が多いですが、目を見張るほど美しいかというとそうでもない気もします。
宿はブリュッセル南駅近郊のエリアにあります。
この辺のエリアは移民が多いようで、宿の周りにはエスニックなお店や商店が多く集まっていました。

ドミトリーの4人部屋で、お値段は1泊25ユーロ。
これまでのヨーロッパの宿の中ではかなり割高ですが、これでも市内中心部の宿の中で最安値でした。
繁忙期にはもっと値段が上がるものと思われます。
部屋は清潔で快適。
暖房が効いていて暖かいし、暖房の近くにちょっとした洗濯物を干せて半日でカラッと乾くので大変助かりました。
同室には黒人の男性がいました。
彼は、旧ベルギー領のアフリカの国であるコンゴにルーツを持っているそうで、ブリュッセルは移民が多いし黒人も多いのだと教えてくれました。
この旅で黒人男性と同室になるのは初めてだったので無意識のうちに少し警戒してしまったのですが、彼はとても几帳面で物腰が柔らかく、親しみやすい人でした。

この宿はキッチンが無いのが少々難点でしたが、共有スペースに電子レンジやケトル、冷蔵庫などはあるので2泊なら特に不自由することはありませんでした。
コーヒーメーカーもあり、無料で飲むことが出来ます。
ベルギーの物価
宿にチェックインして荷物を置いたころには、すでに日が傾きかけていました。
天気も不安定なので、ブリュッセル初日は観光はせず、買い出しにだけ行って宿に籠りたいと思います。
というわけで、スーパーに行くべく宿の南にあるブリュッセル南駅周辺へ。

こちらがブリュッセル南駅。
建物が落書きだらけな上に、路上生活者と思われる人たちがその辺をうろついています。
道端で謎に奇声を上げている人も多く、ビール瓶を持った酔っ払いがこちらを見て「ヘーイ、チャイナ!ニーハオ!!」と大声で叫んできます。

辺りはゴミが散乱しています。
ゴミを漁っている人もそこら中にいます。
ブリュッセル南駅周辺は、明らかに治安が良くないです。
特に危険な目にあったわけではありませんが、むやみにうろつかない方が良さそうなので、宿よりも北側にある別のスーパーに移動。
・・・・・・・・・・
宿よりも北側はホームレスや酔っ払いに絡まれることもなく、南駅周辺に比べると遥かに落ち着いた雰囲気でした。
気を取り直して、スーパーで食料を調達したいと思います。
まずは、この国の物価調査も兼ねて店内を一回り。

電子レンジ調理できるこちらのパスタ、5ユーロ(約800円)。

2個入りのサンドイッチ4.2ユーロ(約670円)。

ベルギーと言えばのワッフル、4,39ユーロ(約700円)から。

小さいペットボトル(500ml)のコーラ、1.99ユーロ(約320円)。

6個パックの卵、特売で2.49ユーロ(約400円)。
ねぇ・・・高くない??!
物価が高いと言われているスイスや北欧はおそらくこれ以上に高いのでしょうが、ベルギーはそんなに特別物価が高いと思っていなかったせいで、異様に高く感じます。
ヨーロッパに来てからずっと物価の高さは感じていたし、隣国オランダもかなり高いとは感じたけど、なんだかベルギーが一番高い気が。。
日本で、「卵10個で250円かぁ、値段上がったなー。」とか思っていた自分に、ベルギーよりはマシですよとおしえてあげたい。。
調べたところによると、ベルギー人の平均年収は1000万円近いんだそうです。
それならこの物価でも生活していけるでしょうね。
日本でも最近物価高が騒がれていますが、経済が潤って平均所得が上がれば不満の声も減るのではないでしょうか。

こちらは、ビール売り場。
ベルギーのビールは、豊かな醸造の歴史と日常生活におけるその重要性が評価されて、ユネスコの無形文化遺産に登録されているのだそうです。
売り場面積の広さと種類の多さは隣国ドイツと良い勝負。
他の国では缶ビールが主流なのに対して、ほぼ瓶ビールしかないのもベルギー人のビールにかけるこだわりが感じられます。
お値段はやっぱりお高めで、小さな瓶でも2ユーロ(約320円)以上のものがほとんど。ドイツの倍以上(泣)



無形文化遺産を無視するわけにはいかないので、少々高くたってビールは飲みます。
これが大変美味でした。
それぞれ香りの違う、高級なクラフトビールという感じのお味。
さすが、ユネスコが認めただけのことはあります。
ちなみに食事は、レンジ調理できるお徳用パスタ(10ユーロ)とパックのミニトマトを4食に分けて、2日間朝夕食べました。
さて、ブリュッセル初日はこれにて終了です。
今のところのこの街の印象は、治安が悪くて物価の高い街・・・。
正直全然テンションは上がっていません。ビールは美味しかったけど。
2日目以降この印象は覆るのでしょうか。
次回は、いざブリュッセルの街歩きに行ってみたいと思います。
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