【エジプト①】エジプト上陸!首都カイロを歩いてみた。

スポンサーリンク

《2024.3.15-18》

2週間余り滞在したモロッコを離れ、次の国へと移動していきます。

目指すは、世界遺産の宝庫エジプト!!

物心ついた時から、毎週楽しみに“世界ふしぎ発見”を見て古代エジプトの謎に心躍らせていた私としては、エジプトは『絶対に行きたい国』の一つでした。

そんな憧れの国についに行ける日が来るとは!
どんな刺激的な景色が待っているのか、ワクワクドキドキでございます。

マラケシュ・メナラ空港からカイロ国際空港へ

モロッコからエジプトへの移動は、もちろん空路で。

マラケシュ旧市街から空港へ向かう際、うっかり空港とは反対に向かう市内バスに乗って見知らぬ土地へ行ってしまい、プチパニック。
現地通貨も片道のバス代残して綺麗に使い切っていたため、一文無しの大ピンチです。

しかし、たまたま声を掛けて来たタクシーに、
「現金は無いんだけど、このヨーロッパで買ったジャケットあげるから空港まで連れてって!!」
とお願いしてアルメニアで買ったジャケットを渡したところ、交渉成立。(アルメニアがヨーロッパなのかは微妙なところ)

ジャケットとチップの米ドルを握りしめるドライバーのイケオジ。ありがとう。

「暖かそうなジャケットだなぁ!ほんとに良いのかい?」と嬉しそうなおじさん。
これから先、防寒着は必要無さそうで処分しようと思っていたので丁度良かったです。
最後に親切な人に会えて、晴れやかな気分でモロッコを旅立ちます。

マラケシュ・メナラ空港のラウンジは、食べ物がかなり微妙でした。
イスラム教の国なので、お酒の提供もありません。
冷めたイモと乾いたパンをスプライトで流し込みます。
プライオリティパスで無料だったから文句は無いけど、正規料金で入場してこのクオリティだとかなりテンション下がるかも。

ラウンジを出ると、なんと免税店エリアにネコがうろついていました。
ネコだらけのモロッコですが、まさかこんなところにまでいるとは。

最後の最後までネコを愛でながら、いざ出国です。

カイロ国際空港から市内へ

エジプトのカイロ国際空港に到着。
ギリシャのアテネ乗り継ぎの便だったので、上空で一度エジプトを通り過ぎてまた戻るという、大変非効率的な大移動でした。(その便が一番安かった)

エジプトは観光目的でもビザが必要なため、事前にネットでe-VISAを取得しておきましたが、イミグレでは全くなんの確認もされませんでした。
現地でもお金さえ払えば簡単にアライバルビザが取れるようだったので、事前に取っておく必要も無かったかもしれません。
“ここまで適当でいいのか?”と心配になるくらい、一瞬にして入国スタンプもゲット。

午前2時という中途半端な時間に到着してしまったため、ベンチで時間を潰します。

カイロ国際空港にはWifiはあるものの、現地の電話番号を入力しなくては使えません。(日本の番号では使えない)
適当にそれっぽい番号を入れまくったところ、なんとか接続完了。(認証は無しなので、実在する番号さえ入れれば使える)
おかげで、朝までたっぷり調べものをすることが出来ました。

到着ロビーにはATMもあるので、現地通貨もすんなりと引き下ろせました。
どこぞのイ〇ドとかいう国とは大違い。(現金が手に入れられず地獄を見たお話はこちら

余談ですが、預入れしていたメインバックを受け取ったところ、持ち手がパックリと割れていました。
大変不便だし、なんか不吉です。

夜が明けたので、市内へと移動します。
市内への移動はバスかタクシーがありますが、私はもちろんお安いバスで移動。

空港の前にはシャトルバス乗り場(↑の写真参照)があり、バスターミナルまで無料でバスに乗ることが出来ます。

が、歩いても大した距離ではなさそうだったので、私は徒歩でバスターミナルへ。

等間隔に植えられている街路樹が、なぜか全て歩道のど真ん中に。
とても邪魔です。

バスターミナル到着。
事前に調べたところによると、356番か400番がカイロ市内中心部に行くようです。

丁度356番が止まっていたので乗り込みました。

インドみたいなボロボロのバスを想像していたので、思いのほか綺麗でびっくり。

料金は11.5エジプトポンドでした。(約36円)
チケットもきちんとくれるので、ぼったくりの心配無し。
市内中心部までは17㎞程の道のりです。
考古学博物館近くのバス停留所まで行くようですが、その手前でも下車可能。
私は宿の近くで降ろしてもらいました。

カイロの宿

カイロで宿泊したのは、ザ オーストラリアンホステル カイロ

賑わう繁華街にあり、周りに庶民的なレストランも多数。
市内の主要な観光地の真ん中あたりにあるので、頑張れば各所に歩いて行けなくも無いし、地下鉄の駅までも徒歩10分程と便利なホステルでした。

特筆すべきはそのホスピタリティ。

私は朝食無しで予約をしたのですが、初日はご厚意で↑の写真の栄養たっぷりの朝食を食べさせてくれました。
宿の人は皆にこやかで英語も堪能、質問にも丁寧に答えてくれます。

ドミトリーではたまたま同室に日本人旅人さんがいて、楽しく情報交換できたのも大変良い思い出になりました。(ちなみに彼は、この宿とカイロの居心地が良すぎて、全く観光もせず10日間も延泊を続けていました。)

カイロ街歩き

宿に荷物を置いた後は早速街歩きです。

カイロの街は想像していたよりずっと小綺麗な印象!
勝手にインドのようなカオスを想像していたのですが、中心地はヨーロッパ風の建物も多く、おしゃれな服屋さんや外資のファストフード店などもたくさん並んでいます。

しかし、繁華街を外れると突然道端に大量の放し飼いのヤギが。
綺麗な街より、何気にこういうのを期待していたので、なんだか嬉しくなります。

イスラム教の国らしく街の至る所にはネコが。
立ち振る舞いがまるで象形文字。
さすがエジプトです。

「なにか?」と言わんばかりに振り返る姿にも、謎に神々しさを感じます。
さすがエジプトです。

ハン・ハリーリ市場

宿から歩いて30分ちょっとのところに有名な市場があるというので、行ってみることにしました。

こちらがその、ハン・ハリーリ市場。
太い通りはさほど混みあってはいませんが、中の路地に入ると土産物屋や衣類、工芸品などの店が立ち並び、活気に溢れています。

インスタで“映える”と話題になったらしい路地。
人混みが絶えないそうですが、私が行った時はなぜかさほど混んでませんでした。ラマダン中だから…?

カイロには、他の街を観光してからまた戻ってくるつもりなので、初日は軽く散策しただけで終了。
エジプトは物価が比較的安く、お土産になりそうなものも多いので、この市場は後日またゆっくり見て回ろうと思います。

サラ・エル・ディンのシタデル

カイロ到着の翌日は、市内にあるサラ・エル・ディンのシタデルという城塞に足を運んでみることにしました。

この城塞は市街地の外れにある丘の上に位置している為、中心地から徒歩でのアクセスはほぼ不可。
市内バスで向かうことにしたのですが、カイロの市内バスはなかなか無秩序でGoogleマップの経路検索もほぼ役に立たず、少々アクセスに苦労しました。

結果、城塞の方角に行きそうなバスに適当に乗る→進行方向が変わって城塞から遠ざかり始めたらすぐ降りる…というのを3回くらい繰り返したら、なんとか近くまでたどり着くことに成功。

バスの車内では東アジア人が珍しいらしく、「どこから来たんだ?」「どこへ行きたいんだ?」と質問の嵐。
でもからかってきたり嫌な雰囲気のひとはおらず、親切でにこやかな人が多かったです。

丘の上に見えるのが、目的地の城塞。
12世紀に十字軍の遠征に備えて建築されたものだそうです。

入場口でチケットを購入。
2019年には60ポンドだったらしい入場料は、450ポンドになっていました。(それでも日本円にして1000円ちょっとなのでそこまで高くはないのですが)
恐るべき値上がり率。
エジプトは通貨の価値が不安定で物価の変動が激しいようです。

城塞の中に入ると見えてくるのは、立派なモスク。
ムハンマド・アリー・モスクというそうで、19世紀に建てられたものだそうです。

なんだかトルコを思い出すなぁ…と思いながら中に入ったら、中はもっとトルコでした。
それもそのはず。
このモスクが建築された当時、トルコとエジプトはどちらもオスマン帝国の一部であり、このモスクはイスタンブールにある歴史的なモスクを参考にして建てられたのだそうです。

敷地内には軍事博物館などがありました。

なかなか広くて展示物の数も多いのですが、なぜか客はほぼゼロ。
薄暗い館内で、鎧や肖像画、ファラオの彫刻等と鉢合わせるとはっきり言って気味が悪く、さらっと見ただけで終了。

人間は少ないのに、犬と猫は大量。
もはや、わんにゃんパラダイスです。

地面を見ると、命がたくさん生まれてました。
可愛く思って近づくと母犬がものすごい勢いで現れ、あわや噛みつかれそうになりました。

シタデルから見下ろしたカイロ市街地。
写真ではよく分かりませんが、カイロの街は一面黄土色です。
遥か遠くにピラミッドが見えるのがお分かりになるでしょうか?
エジプトには長く滞在するつもりなので、ピラミッドはまだまだお預けです。
楽しみは最後まで取っておきましょう。

カイロの物価

壊れたキャリーバックの持ち手を直すために道端の文房具売りのおじいさんから瞬間接着剤とセロハンテープを購入したところ、なんと二つ合わせて5ポンド(約16円)でした。

しかも、はじめ50ポンドだと思いお金を渡したところ、笑いながらお釣りをきっちり返してくれました。
物価の安さと人の優しさに触れて、一気にエジプトが大好きになりました。

もちろん物価もピンキリなので、何でもこんなに安いわけではありませんが、少なくともモロッコよりは物価は安い印象です。

カイロのごはん

到着した日は無難に宿の近くのファミレス的なお店へ。

アラビア語のメニューがよく分からず適当に指さしで注文したところ、とんでもないカロリー爆弾が登場。
間違いなく太りますが、久しぶりに食べた米が五臓六腑に染みわたりました。
お値段はマンゴージュースも合わせて160ポンド(約500円)。

油ものまみれになった身体をリセットすべく、翌日はフルーツで調整。
リンゴ、メロン、バナナ、パインなどがぎっしり入ってお値段15ポンド(約50円)。

夜は、エジプトの国民食コシャリ!
エジプトでぜひ食べてみたかったもののひとつです。
米と豆とパスタにソースをかけて食べるという炭水化物爆弾で、途中から少々飽きが来るのは否めませんが、大変美味でした。
エジプトではほぼ毎日のようにコシャリを食べ続け、体重が確実に増加しました。
お値段、サラダも付けて125ポンド(約130円)。
このお値段で衛生的な食事をとれるのは感動ものです。

ラマダン中のエジプト

私がカイロに降り立ったのは、ラマダン(イスラムの断食期間)の真っただ中でした。

同じイスラム圏のモロッコではさほどラマダンの影響を感じなかったので、“まぁエジプトも大して影響はないだろう”と思っていたのですが、カイロの飲食店は割と日中閉店しているお店が多い印象でした。

ラマダン中のエジプトでは、夕方になると街のあちこちで食事の準備が始まります。
路上に大量のテーブルと椅子が並べられ、人が集まり着席するとおもむろに料理が運ばれてきます。

そして、モスクから日没を告げる放送が聞こえると、皆一斉に料理を食べ始めるのです。
誰もお金を払っている様子が無いのでおそらく寄付とかで賄っているのかも。

この日没後の食事はイフタールと呼ばれるらしく、イフタールの時間になると仕事をしている人も手を止め、店は一時的に閉店します。
とにかく最優先事項は日没後の食事なのです。

イフタールの時間帯に街を歩いていると、「あなたも食べていきなさいな!」と声を掛けられることがよくあります。
聞いた話によると、ラマダン中に善い行いをすると普段よりもっと徳を積んだことになるんだとか。(徳のボーナスタイム的な。)
その為、ラマダン期間は普段にも増して人に親切にしようとする人が多く、寄付や慈悲の行為が推奨されるんだそうです。

道端で提供されている無料のイフタールはおそらくあまり経済的に余裕がない人への慈悲の施しだと思われるので私は頂きませんでしたが、同じドミに泊まっていた日本人の青年は「毎日イフタールでご飯をもらうのでほとんど食事代が掛かっていない」と言っていました。

ラマダン期間は観光客には避けられがちですが、こういった日本にはないイベントを見られるのも旅の醍醐味なので、私はラマダン中にエジプトにこられて良かったと思います。
(しかも、観光客が減る分観光地があまり混みあっていなくて快適だった)

そんな感じで、街も人も食事もすっかり気に入り出足好調のエジプト旅。

これから、古代エジプトの遺跡のあれこれが待っていると思うとワクワクが止まりません。

ということで、次回は、カイロから南部の街アスワンへと移動していきます。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

当ブログは、にほんブログ村のランキングに参加しています。
↓のバナーをクリックして、皆様の一票をぜひよろしくお願いいたします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

コメント

タイトルとURLをコピーしました