【ギリシャ③】カランバカからアテネへ

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こじんまりして景色も良く、大変リラックスできたカランバカの町を離れ、首都アテネへと向かいます。
アテネと言えば、世界史赤点レベルの私でも知っているような有名遺跡も見られるので大変楽しみです。

カランバカからアテネはバスで向かいます。

バス会社のオフィスは、上の地図の場所にあります。
前日にバスの時間を聞きに行ったところ、もうすでに残り数席だと言われ慌ててその場でチケット購入。

来るとき同様、カランバカからアテネに行くときも途中のトリカラで乗り換えが必要です。
チケットは、乗り換えも含め29ユーロ。
時間は、昼の12時30発のものを選びました。
9時発もあったのですが、午前中に少しカランバカの町を散歩したりしたかったのです。

・・・・・

移動当日。

午前中は少しだけカランバカの町歩き。
坂の上からの景色がなかなかに美しいです。

町の教会。
メテオラの観光地化された雰囲気とは違い、とても厳かで静かな時が流れていました。

さて、晴れ渡る空の下、奇岩に見送られながらバスは予定通りの時刻に出発。
さよなら、メテオラ。来れて良かったです。

バスは予定通りトリカラに到着し、乗り換えもとてもスムーズでした。
しかし、アテネが近づくにつれ、高速道路は徐々に渋滞。
本来ならトリカラ⇔アテネ間は4時間ちょっとの道のりらしいので、まぁ遅れても午後6時には着くだろうと思っていたのですが…結局アテネのバス停に着いたのは夜7時半!

アテネのバス停

他の乗客の話によると、アテネは日常的に渋滞がひどく、この程度の遅れはザラなんだそうです。
しかし、バスの車内はWi-Fiもそこそこしっかり使えて快適だったので、遅れもそこまで苦になりませんでした。

予約した宿へは地下鉄で向かいます。
アテネ市内は、地下鉄もバスも同じチケットで乗車が可能。
チケットは地下鉄の窓口などで売っていて、シングルチケットは一回1.4ユーロです。
割高な気もしますが、距離ではなく時間制なので、90分以内なら乗り放題。

駅のホームに入って来た地下鉄の車体を見て度肝を抜かれました。
元が何色だったか分からないくらい落書きがびっしり。(しかも全車両)
これは間違いなく、世界地下鉄落書きチャンピオンです。(私調べ)
ここまでいくともはやおしゃれな気すらしてきます。
幸い車内には落書きは無く、ホームも車内も特に治安の悪い感じはしませんでした。

最寄りの駅に着いたのは8時過ぎ。
キャリーケースを引きずって宿まで歩きましたが、特に治安の悪い感じはなく、全く問題なく歩くことが出来ました。
後日街歩きをして分かることですが、アテネはごく一部のエリアの治安が極端に良くない気がします。
そういったエリアに入ると、何となく空気感や道を歩く人の雰囲気が変わり、薬物中毒と思われる人も多く目にします。
しかし、とりあえず日の出ている時間に気を付けて歩く分には全く問題はなさそうです。

アテネで宿泊したのは、Dioskouros Hostel

ここが、なかなかの神宿でした。
一泊12ユーロもしないのに、バイキング形式の簡易朝食付き。※価格は時期にもよると思いますが…
ドミトリーは3人部屋で広々。寝具も清潔。
バスルームはリノベージョンされていてピカピカだし、共有スペースの居心地も抜群。
おまけに、パルテノン神殿にも余裕で歩いて行ける抜群の立地。
スタッフのお姉さんもとても親切で、次の目的地へのバスを一緒に調べてくれたりして、大変助かりました。

共有スペースにはかわいいネコちゃんも。

かまうと怒るのに、放置するといつのまにか膝の上に乗ってくるツンデレさんです。

この宿で唯一つらかったのは、同室になった女性との相性が悪かったことです。
会社の出張で来たという彼女は、出勤準備のために毎朝5時にドミトリー部屋の電気をつけ、室内でマイケトルを使ってお湯を沸かし優雅にコーヒーを飲みながら念入りに化粧をするというすさまじいマイペースの持ち主でした。
共有スペースに宿のケトルと無料の紅茶あるのに…マイケトル持ち歩く人なんかいるんだ。コーヒー中毒かな。いや、ケトル中毒か?
ドミトリーガチャには外れてしまいましたが、宿自体はとてもおすすめなので、アテネに行く方はぜひ。

次回は、歴史あるアテネの街を観光していきます!

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