【ギリシャ④】遺跡だけじゃない!アテネ市内観光

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《2023.12.19》
おはようございます☀
今日はギリシャの首都アテネを観光していきたいと思います。

宿の近くの大きな通りに出ると、早速道端に古代遺跡感もろ出しの建築物。
これは、ハドリアヌスの凱旋門というそうで、2世紀に作られたそうです。
道端の誰でも通れる場所に何気なく存在する遺跡が1900年も前のものだなんて、早速アテネの歴史の深さを感じます。

さて、アテネと言えばあの丘の上にある神殿を思い浮かべる人は多いはず。
世界史赤点レベルの私でも知っている超有名遺跡パルテノン神殿です!

これを見ないことには、「アテネ行ったことあるよ!」なんて他人には言えません。
兎にも角にもまずはパルテノン神殿に行かねば!

パルテノン神殿は、アクロポリスという古代ギリシャの都市国家の中心部であった丘の上にあります。

では早速、チケットを買ってアクロポリスに入場!

と思ったら、入場ゲートの前にものすごい人だかり。

その場にいた人に事情を聞いたところ、職員のストライキによりアクロポリスは急遽クローズしてしまったとのこと。

ギリシャはでは割とストライキは珍しいことではないようです。
働く方にしてみれば自分の望む労働条件を堂々と主張できるのは良いことなのかもしれませんが、とばっちりを受ける観光客はたまったものではありません。

案の定、ゲート周辺は怒り狂った観光客で修羅場と化していました。
観光客「これを見にギリシャに来たんだぞ!」
警察「明日は開くと思いますので明日来てください。」
観光客「明日はもう帰りのフライトなんだ!今日しか無理なんだ!開けろ!(激怒)」
警察「いや、無理です。」
というようなやり取りがあっちでもこっちでも…。

警備に当たっている警察も慣れたもんで、いくら大声で怒鳴られても淡々と対応。それが返って相手の感情を逆なでするという悪循環。

そりゃ、ツアーなどの都合でその日しか訪問のチャンスが無い人にとっては一大事ですよね。
心中お察しします。
でもニート旅人の私は時間だけはあるので、また明日出直すといたします。

・・・・・

さて、気を取り直してやってきたのはパナシナイコスタジアム

ここは、紀元前の競技場を発掘・修復して作られた競技場で、1896年の第一回近代オリンピックの会場となった場所です。
入場料10ユーロとそこそこ良いお値段だったのと、競技場自体は外からでもほぼ見えるので中には入らず。

お次は、市内の中心地にあるシンタグマ広場へ。

ここには、祖国のために戦って命を落とした兵士のための無名戦士の墓というものがあり、その前ではエヴゾネスという警護隊が24時間体制で警護を行っています。

ウィキペディアによりますと、このエヴゾネスは身長195㎝以上の兵士しかなれないんだそうです。
こんな厳粛な場で不謹慎ですが、長身細マッチョの若い男子の白タイツ&スカート姿は、なんだか妙に萌えます。

クリスマスシーズンということで、無名戦士の墓の前の広場には大きなツリーが飾られていました。
ツリー前では、手作り感あふれるミッキーが子供たちの人気を欲しいままにしています。
このクオリティで人気者になれるなんて。
ギリシャの子供たちのストライクゾーンはかなり広いようです。

井戸端会議中のミッキー。これが某テーマパークならファン騒然の大事件です。

・・・・・

続いて向かったのは、リガヴィトスの丘。
この丘の頂上から見下ろすアテネの街は絶景だそうなので、ぜひ登ってみたいと思います。

おばけみたいなサボテンが生えまくっている上り坂を登っていきます。

徒歩で上るルートはいくつかあるようなのですが、若干道が分かりずらい上に思ったより険しかったです。
ちなみに、ロープウェイもあるそうなのですが最後までどこにあるのかよく分かりませんでした。

登り始めてから30分程で頂上に到着!

そこからの眺めがこちら。
白い建物が続く街、そしてその向こうの海。
これは確かに絶景です!

それにしても良いお天気☀
この日のアテネは、12月だというのに日中気温が20度弱まで上がりました。
冬のアテネ、全然寒くないし、ローシーズンなので宿は安めだし、多くの観光地は冬季割引で入場料が安くなるし、最高です。

絶景を見ながらお昼ご飯のパンを食べ、下山。
下りは楽で、あっという間でした。

・・・・・

続いて向かったのは、アテネ考古学博物館

入場料は5ユーロでした。冬季以外は10ユーロらしいです。

この博物館には、ギリシャ中から発見された歴史的な品が大集結しているそうです。

この黄金のマスクは紀元前1500年頃のもの。
日本は縄文時代ですね。

この馬上の少年像は、紀元前140年に作られたもので、海底に沈んでいるところを発見されたそうです。
馬がまるで本物。2000年以上も前に作られて、しかも海に沈んでいたとは思えないリアルさです。

美と愛の女神アフロディーテ。
ぜひ私にも降臨して、美と愛を授けてほしいです。

ギリシャ神話の神ポセイドンもしくはゼウス。
海底から見つかった紀元前の作のこの銅像は、今もポセイドンなのかゼウスなのかという議論が続いているそうです。
話し合ったところで真相は誰にも分からないので、もはや多数決とかで決めるのはどうでしょうか。
私はゼウスに一票です。

アフロディーテとパンとエロスの像。
言い寄ってくる牧神パンを、アフロディーテがサンダルでひっぱたこうとしているところだそうです。
神様同士のやり取りにしてはやけに庶民的な一コマ。武器サンダルってw

しかも、女神様ちょっと半笑い。実は嫌がってないなこれは。

他にも見学しきれないほどたくさんの展示があり、5ユーロとは思えないほど充実した博物館でした。
歴史や美術品に興味のある方には大変おすすめです。

さて、本日の観光はこの辺で。
明日こそは、今日いけなかったアクロポリスに行って有名なパルテノン神殿をこの目に焼き付けたいと思います。

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