【タイ②】サイアム博物館とパーク・クローン市場

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≪2023.8.13≫

おはようございます。旅2日目の朝です。
前日たっぷり寝たにも関わらず、朝起きたのは9時過ぎ。
どれたけ疲れてたのでしょうか。体力の衰えを感じます。

ホテルにはトーストとジャムのみの簡単な朝食がついているので、いただけるものはもちろんいただきます。なにせ私、ニートなもので…

そういえば、泊っているホテルの居心地がとても良いです。

泊っているのはこちら、ピロー&ブレッド

ニートたるものドミトリーに泊まれという話なのですが、到着直後はきっとまだ旅にも慣れていないし疲れが出るだろうということで個室の部屋を予約しました。

部屋はとても広々。余裕で荷物が広げられるし、もちろんエアコンだってあるし、机と椅子でPC作業や食事ができるし、ベッドは清潔で良いにおいがします。

個室には日当たりの良いプライベートバルコニーがあり、洗濯物も干し放題。
しかも洗濯機使用無料!

共有スペースも広々です。
スタッフの方は皆親切だし、ホテル内はどこもとても清潔です。
トイレやシャワー室も完璧に掃除されていて、おかげで雨季のジメジメのタイでまだ一度も蚊に刺されていません。
簡単な朝食も付いて、個室で一泊2000円弱。
このホテル選んだ自分をほめたいです。
一泊目からドミトリーだったら、疲れ果てた勢いで日本にリターンする航空券をポチっていたかもしれません。
バンコクに行かれる際にはおすすめです。

Pillow & Bread, Bangkok (updated prices 2024)
Just a 12-minute walk from BTS Saphan Kwai Station, Pillow & Bread offers accommodation with easy access to all forms of transportation in Bangkok.

さて、結局昼頃まで友人とLINEしたりだらだらしたあとは、ついに重い腰を上げて観光に出発しました。
まず向かったのは、サイアム博物館(Museum of Siam)
博物館はその土地の歴史や文化を知ることが出来るので、大好きです。

場所はMRT(地下鉄)サナムチャーイ駅直結なのですが、私は宿からの乗り継ぎの都合上バスで向かいます。

バスの運転手のお兄さん、チャラ男のオーラが出ています。
ガム噛んで通話して爆笑しながら運転しています。
バックミラーに垂れ下がっている花は本来仏様に安全を祈願するお守りであるはずなのですが、まるで平成のヤンキーの車によくぶら下がっていたハイビスカスのような雰囲気が出ています。

さて、サイアム博物館に到着です。

本来は入館料が200B(800円程)かかりますが、本日たまたま前王妃様のお誕生日で祝日のため、入館料無料とのこと!!ラッキー✌
ちなみに、タイは祝日になると高速道路なども無料で開放したりするようです。太っ腹!

チケットブースの隣には、オーディオガイド貸し出しの受付があり日本語オーディオも無料で借りられます。

荷物を預けたい場合は、無料のロッカーの鍵もここで借りられます。

順路は3階からスタートです。
写真撮影不可の展示もあるので一部抜粋でご紹介します。

こちらは、タイ王国のそれぞれの歴史の特色を紹介するコーナーです。
音楽と解説に合わせて各時代の特色を現した展示物が出たり引っ込んだりしています。

こちらは、タイらしさを表す様々な衣装が展示されたコーナー。
タイではよくレッドブルのTシャツを着た人を目にしますが、レッドブルは元々タイの労働者向けに開発された飲み物だそうです。

タイの学校文化を紹介する展示室には、実際のタイの学校の教室が再現されています。

こちらは、タイ料理を紹介する展示室。
料理の写真がプリントされた皿を台の上に置くと、その料理の由来や作り方を見ることができます。

こちらは、タイの行事や文化、遊びを紹介する展示室です。
カテゴリーごとに色分けされた箱の中には遊びや文化にまつわるアイテムやその解説が入っており、実際にタイの伝統的な遊びであそんだりすることも出来ます。
解説によると、世界的に有名な水かけ祭りの“ソンクラーン”は元々は仏像に水を掛けて清める行事だったそうです。
どこぞやのお調子者が仏像のみならず人間にも水を始めたせいで、今や世界中からパリピが集まる水の掛け合い祭りに発展したようです。

こちらは、タイの伝統衣装を着て記念写真を撮影できるコーナーで、無料で撮影可能です。
“自分で勝手に着て、勝手に写真撮ってね”というスタイルがタイらしくて好きです。
一人でいそいそと着替えて自撮りする勇気は無いので私は撮っていませんが、友達やカップルで来ていればよい記念になりそうです。

他にも大変興味深い展示がたくさんあり、とても満足しました。
無料だったので満足感もひとしおです。
ただ資料を展示するだけではなく、より見る人に興味をもってもらえるような方法を工夫しているところが大変すばらしかったです。

唯一微妙だったのは、日本語オーディオガイドが発音も文法もかなりの片言でところどころよく意味が分からなかったところです。
解説の合間に「ナニカナ?ワカルカナ?(笑)」などと急にタメ口になるもんだから、思わず吹き出しそうになりました。

博物館のあとは、徒歩数分のところにあるパーククローン花市場に向かいました。
日本では生花は中々高価ですが、こちらではかなり安価で購入することが出来ます。

このかわいいブーケが40B(160円程)だって!安い!

ちなみに私、花はそんなに好きではありません。
どんなに綺麗な花束も、時間が経つにつれてしおれてしまうのが切なく、一片一片散っていく花びらを見ると寂しい気持ちになってしまうのです。
たぶん美女と野獣の見過ぎです。
でもこうして店先に並んだ綺麗な花と、それを嬉しそうに買っていく人たちを見るのは心が癒されました。

市場の後は大したプランも無かったのでその辺をぶらぶらお散歩。
このエリアはタイの旧市街と呼ばれるエリアで、日本でいう江戸時代から明治時代くらいの建物が多く残っています。

プレーン・プトーン通り。閑散としています。

電線のすごいこと。

あてもなく歩いている内に、カオサン通りについてしまいました。
ここはバックパッカーの聖地と呼ばれ安宿が点在しているエリアですが、この度私はあえてこのエリアの宿泊を避けました。
理由は、夜になるとこの通りがパリピで溢れかえるクラブ&飲み屋街に大変身するからです。
私、虫とオバケとパリピはどうにも苦手でして、この通りに自分が馴染める気がしないのです。

今カオサン通りではワニ料理が流行っているのか、所々でワニが解体されていました。

そんなこんなで、またバスに乗り宿に戻って夕食。

グリーンカレー袋麺(7B), ガパオ(50B),やきそば(20B) 計77B(約300円)

3日連続でガパオを食べています。
屋台のおばちゃんに「どれにするの?」と聞かれるとなぜか条件反射的に「ガパオ」と言ってしまうのです。
本場のガパオは唐辛子たっぷりでそろそろお腹を壊し始めているので、明日からはなにか違うものを食べたいと思います。


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