《2024.2.22-23》
ゆったり5泊滞在したマルタ共和国を離れ、次の国へと移動していきます。
目指すは、ヨーロッパ最西端の国ポルトガルのポルトという街です。
本当は、マルタからフェリーでイタリアに渡り陸路でポルトガルを目指したかったのですが、イタリアやそれ以西のフランス・スペインは既に行ったことがあるので、今回は飛ばすことに。
その為、マルタからポルトへは飛行機を使って移動していきます。
マルタ国際空港(ルア空港)へ
マルタからポルトへの便は、早朝5時55分発の予定。
早朝便を利用する時は、夜のうちに空港に移動して空港泊をするのが旅人の鉄則ですので、夜の内にいざ空港へと向かいます。

マルタ国際空港は小綺麗でとてもこじんまりした空港です。

深夜でも空港は閉鎖されることなく中に入ることは可能ですが、空港内には私が見た限り横になれそうな場所はありませんでした。
おもむろに床に寝転がろうとした人が速攻で警備員に注意を受けていたので、床に寝転がることも不可能。
横になるどころか、腰を下ろせるベンチすらどこにもありません。
そのため、早朝便を待つために夜から空港入りした旅行者は、空港内に一軒しかないカフェに大集合していました。

皆何かしら注文をして席を利用している中、何も注文せずに居座っている数名が誰よりも大胆にベンチ席を陣取って寝転がり、大いびきをかいていました。
テーブルの上に置かれたパスポートを見て、大変失礼ながら『あぁ、、やっぱり。』と思ってしまいました。
その国の名誉のために国名はここでは伏せますが、カレーの美味しいお国の方たちです。
格安航空会社ライアンエアー
さて、今回のマルタからポルトへの移動は格安航空会社のライアンエアーを利用しました。
チケットのお値段は、マルタからポルトの直行便で預入荷物1個をオプションで追加しても61ユーロ(約1万円)と格安。
しかし、このライアンエアーは安いもののかなりクセ強な航空会社として有名なのだそう。
決まり事がやたらと多く、少しでも守れていないと罰金を科せられたり最悪搭乗を拒否されることもあるらしい・・・それにも関わらず遅延は日常茶飯事で、機体もシートが激狭で汚く、値段以外は何も良い所が無いとかなんとか。
そんな噂を事前に耳にしたので大変緊張していましたが、結果私は何の問題も無く搭乗することができました。
気を付けた点は、
・オンラインチェックインは事前にウェブできちんとやっておく。
・発行された航空券はプリントアウトしておく。
・180分前にカウンターに行く。
・荷物は規定の大きさと重さに収まっていることを確認する。
くらいでしょうか。
過去には色々な悪評が飛び交っていたようですが、今はもうそんなこともないのかもしれません。
早朝5時55分発の便でしたが、3時15分頃には預入荷物のカウンターが開き、預入も大変スムーズでした。
遅延等に関しては運によるところが大きいので、私はたまたまラッキーだっただけかもしれませんが。
マルタ国際空港のラウンジ
荷物を預け入れた後は保安検査場を通過して制限エリアへ。
シェンゲン協定圏内の移動なので、出国審査はありませんでした。

免税店エリア。
貧乏旅人なのでなにも買えないのですが、いかにも購入を迷っているような素振りを見せながら高級な化粧水と乳液を少々お試しさせていただきました。
その後は、もちろんプライオリティパスを使ってラウンジへ。

マルタ国際空港のラウンジは、La Valette Clubという一か所のみ。

なかなかおしゃれで広々とした内装です。
ソファーもフカフカで座り心地抜群。
早朝だからかほとんど他の利用客がおらず、ゆったりとくつろぐことができました。

早朝だからかフードは少し少な目ではありましたが、必要十分。
マルタのローカルビールCISKもここで飲み納めです。
いざポルトへ
飛行機は定刻通りマルタを出発。
ライアンエアーの機体は特に狭さや汚さが気になるようなこともなく、サービスは他のLCCと違いはありませんでした。
ポルト上空に差し掛かったころから飛行機は大揺れ。
何度も着陸を試みるも風が強くてなかなか着陸できなかったようで、しまいには機内に『他の空港に向かいます』という旨のアナウンスが・・・。

一体どこへ向かうんだ・・・と絶望しかけましたが、他の空港に向け方向転換しかけていたところ一時的に風がやんだらしく、飛行機は何とか目的地のポルト国際空港に到着。
着陸した瞬間、機内では拍手喝采が巻き起こり、勢いでスタンディングオベーションが巻き起こりそうになった瞬間すかさず『まだ立ち上がらないでください』という機内放送が流れていました。
無事に到着して本当に良かったです。
さて、次回はポルトの市内観光に行ってみたいと思います!
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
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