2023年8月9日より世界一周の旅をスタートするSACHIEです。
世界一周に行こう!と決意してから今まで随分と長い時間があったはずなのですが、気付けば出発一週間前になっていました。
出発一週間前に至るまでの経緯
旅行大好きでいつかは世界を一周してみたいと思っていた私ですが、本格的に決意したのは世の中にコロナが蔓延しだした2020年頃です。
コロナのせいで大好きな海外旅行に行けなくなったことにストレスを感じ、“行ける時が来たら行こう”という思いが強くなったのです。
そして、昨年の秋ごろには、退職の意向があることを職場に伝えました。
それから1年近く、準備をする時間は充分にあったはずです。
先月(2023年7月)には職場を退職。
有休を消化させていただいた為、最終出勤日は7月上旬でした。
やはり、準備をする時間は充分にあったはずなのです。
それなのに…
あれ…。準備、全然終わってない。
出発一週間前の準備状況
今までにやった準備とまだやってない準備についてまとめます。
今までやった準備
・パスポート作成
・クレジットカード数種作成
・海外旅行保険どうするか決める(どうすることにしたかはこちら)
・公的手続き
・運転免許の更新
・歯医者受診
・引っ越しと物の整理・処分
・銀行口座とお金の整理
・インドビザ取得
“おぉ…意外と色々終わっているのでは?”と思いますよね。
しかしながら、まだ終わっていない準備の中に大きな問題点があります。
まだ終わってない準備
・旅のルートを決める
・持っていく荷物をパッキング
・各種予防接種
そう、出発1週間前だというのに旅のルートを全然決めていないのです。
普通、旅に出ると決めたら色々な旅行本や世界地図を開きながら嬉々として行きたい場所を選んだりルートを考えたりしそうなものですが、私は一体何を考えていたのでしょう。。
沢木耕太郎さんの著書『深夜特急』にも多少影響を受けたのかもしれません。
ノープランで世界中を放浪する不安定ながらも生命力に溢れた主人公の姿に感銘を受け、「私にもこんな旅ができるだろうか」などと思ってしまったのです。
しかし、実際出発が目前に迫ると“全くのノープランのままではまずい”ということに気付きました。
何しろ、第一目的地のバンコクに降り立った後、“どこに行くのか?移動手段はどうするのか?”など何も決まっていないと、移動もせずただのバンコク旅行のまま終わってしまう可能性すらあります。
旅に出てしまえば、“次はここに行ってみよう”という考えが自然に頭に湧いてきたり、知り合った旅人におすすめの場所を教えてもらいながら旅を繋いで行けるような気がしていましたが、冷静に考えればそんなことはあり得ません。
海外に出たからといって突然旅の神様が頭の中に降りてくるわけでもなければ内気な性格が突然社交的に変わって旅人の皆さんと情報交換が出来るようになるわけでもないのです。
なんでそんなシンプルなことに出発の一週間前まで気付かなかったんでしょう。
友人たちに、「どこの国行くの?」「どんなルートで回るの?」と聞かれ
「気の向くまま旅をする予定だからあんまり決めてないんだよね。(ふふん)」
などと答えていた自分にゲンコツをくらわせてやりたいです。
しかし、今更焦っても仕方が無いので、出発までにせめてこの先1か月分くらいの行動の見通しは立てておきたいと思います。
そしてその先の予定は追々旅をしながら決めていければ良いなと思う次第です。こんなことで大丈夫なのでしょうか。
ちなみに、並行して残り一週間で荷物の準備も全力で進めていきたいと思います。
予防接種に関しては、“日本で打てるものは少しでも打っておいた方が良いのかなぁ”などと考えながら呑気に先延ばしにしているうちにこんな時期になってしまい、全く一本も接種していないままです。
もはやここまで来たらタイのスネークファームに全てを託したいと思います。
出発一週間前の心境
多くの世界一周ブロガーさんのブログなどを読むと、大体みなさん出発前に不安や憂鬱に駆られてブルーになる時期があるようです。
それに対して、今の私の心境は…ほぼ無。
なんでそんなことになってしまったかというと、引っ越しが大きな要因だと思われます。
遡ること1週間程前、関東で一人暮らしをしていた私は住んでいた家を引き払い実家のある北海道に身を寄せました。
引っ越し前の数週間は怒涛の日々でした。
大好きな関東での生活に悔いが残らないようにと旅行やディズニーに出かけ、その合間をぬって免許の更新や公的な手続き、ビザの申請などを行い、職場や友人たちとの送別会や飲み会では大好きなメンバーに囲まれて爆笑したり号泣したりしながら盛大に飲み散らかし、飲んだ次の日は二日酔い…。
家具家電は全て売却か譲渡したのですが最後の最後まで引っ越し準備は終わらず、引っ越し前夜は寝ずの作業で寂しさとはまた違った涙が出そうになりました。
そんなわけで、実家に帰ってきた私は世界一周出発前だというのにすでに燃え尽きていたのです。
心身共に燃え尽きたところに実家の母の美味しい手料理。
「あぁ…沁みる。このまま実家でぬくぬくと暮らしてしまいたい。」
そんなことを考えながら毎日だらだらと自堕落な生活に身を任せている内に今に至ってしまいました。
そういうわけで、今の私は“いよいよだ!楽しみ!”とワクワクするでもなく、だからといって旅立ちに不安を感じブルーになるわけでもなく、無の状態なのです。
これから、ワクワクが押し寄せたりブルーな気持ちに駆られたりするタイミングが来るのでしょうか。
ルートを決めていないことといい、今の心境といい、“あれ…?この人本当に旅に出たいの?”という状況ですが、旅には出たいです。
うん、出たい…はず。
とりあえず残りの時間ではまだ終わっていない準備を進めることと、家族との時間を大切にすることに注力していきたいと思います。
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