先日、世界一周に向けパスポートを申請してまいりました。
受け取ってみてびっくり!!
日本のパスポート…めちゃくちゃお洒落になっているではありませんか。
調べてみたところによると、日本のパスポートは2020年3月にデザインをリニューアルしたようです。
奇しくも、コロナで日本国内がパニックに陥りはじめた頃ですね…
海外への扉が閉ざされ、人々がパスポートのことなど気にも留めなかった間に、パスポートは密かにデザインを一新していたのです。
なんだか悲しい…けど、やっと日の目を見る時が来たね!
というわけで、今回は日本のパスポートのあれこれについて書いてみたいと思います。
日本のパスポートの歴史
ふと、『日本のパスポートっていつからあるんだろ?』と気になったので調べてみました。
日本初のパスポートが発給されたのは、幕末の1866年だそうです。
長かった鎖国が終わり、日本が少しずつ外交を始めた頃ですね。
しかし、写真が十分に普及していない時代にどうやって本人確認を行っていたか?
気になりますよね。
まさかの、顔の人相や特徴を文字で記載!!
“目、小さい。鼻、低い。口は普通…。”とかそんな感じだったみたいです。
一体、誰の主観なんだ!!
パスポートが発給されたときに、ぱっとしない特徴書かれてたらショックだろうなぁ。
そして、外国人から見れば日本人の顔の特徴なんてみんな同じだろうに。
ちなみに、現在のパスポートの基礎が出来上がったのは、昭和元年。
菊のマークもその時からデザインされていたそうです。
2020年にパスポートが新しくなった理由
日本のパスポートはビザなしで渡航できる国が190か国以上もある優秀パスポートで、価値のあるものとして窃盗や偽造の対象となってしまうことが多いようです。
海外から多くの人が来日する東京五輪前に、そのような偽造や窃盗の被害を防ぐために、より偽造が難しいデザインに刷新が行われたそうです。
新しくなった日本のパスポート(実物)をご紹介
新しいパスポート、何がどう変わったか?
写真付きでご紹介いたします。
まず、表紙。
文字とマークが、若干明るい色になったようです。
古いのは10年持ち歩いても無傷だったのに、新しい方はなぜかもうすでに表紙に折り目がついていますね。
なんか、新しい方は素材が安っぽくカジュアルになった気がします。
続いて、写真のあるページです。
若干のデザイン変更があったようです。
でも、一番変わったのは紛れもなく自分の顔です。
自分ではそんなに変わってないつもりだったんですが、いざ並べてみると別人かというくらい老いていてショックを隠し切れません。
気を取り直して…次行きましょう。
今回の刷新で一番大きく変わったのは、出入国の際にスタンプを押される査証のページです。
従来はただ数字が書いてあったこのページが、今回の刷新で粋な浮世絵デザインに変わりました。
なんと美しい!!!
こちらは、葛飾北斎の『富嶽三十六景』という作品だそうで、10年版のパスポートでは24作品、5年版では16作品が使用されています。
なんと、全ページ違う絵が使われているのです。
ページをめくるたびに違うデザインが出てくるなんて、入国審査官もどのページに押そうかちょっと迷っちゃいそうですね。普通に、順番に詰めて押してほしいけどね。
これなら確かに偽造は難しそうです。
2023年3月にパスポートのルールが変わる?
2023年3月より、パスポートの申請発給などについていくつかの変更があるようです。
詳しくは、以下の外務省のHPをご参照ください。
特記すべき点は、パスポートの査証ページの増補が出来なくなるということ。
2023年3月以降は、査証ページを全て使い切ってしまったら新しいパスポートの発給申請をしなくてはいけなくなるようです。
以前増補したパスポートを見せてもらったことがあるのですが、明らかにテープで貼り足しましたという感じの仕上がりで、『これでいいの?』と思いました。
外務省でも『いやぁ…これじゃちょっとな…』ということになったのかもれません。
パスポート申請の時に増補もしてもらえば良かったかな?と思いましたが、10年用のパスポートは増補しなくても100か国分以上出入国スタンプが押せそうなので、たぶん使い切ることはないと思います。
でも、使い切れたら嬉しいな。
このパスポートがいっぱいに埋まるくらいに、色んな国を旅出来ますように!
以上、パスポートについてのあれこれでした。
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コメント
こんにちは、
簡単にこの時この時を楽しんだら良いと書きました、
何が正確かなど誰にも分からないと言うのもそのとおりだと思います、
でも何人かの世界旅ブログを読みましたが皆最後には帰国をして日本で働いています、
仕事は必要です、
だから慣れた会社を辞めずに、
1年に何回かじっくりと一ヶ国を順番に見て回るのも手だと思います、
僕は世界一周よりもこのスタイルが好きです、
しんどい仕事をして、たまにゆっくりと旅をするから、
楽しみや喜びもひときわなのですよ!
将来の不安も無くなります。
長い目で見たら正確なのかも?
違うかもわかりませんが、
確かに何が正確かも誰にも分かりませんが。
1年位休職させて貰うのも手です。
こいち
To こいちさん
コメントありがとうございます。
誰も読んでいないのではないかという投げやりな気持ちを持ちながらブログを書いていた部分もあったので、親身にコメントくださり大変うれしいです☺
私も、そのような選択肢があることも加味して悩んだりもしたのですが、、
その辺の私自身のことや心境など近々記事にしてみたいと思います。(需要無いかもしれませんが…)
確かに、無期限・無所属という立場は、不安に駆られるうえに、本来非日常であるはずの旅が日常化しすぎて楽しめなくなってしまうのではないかということは少し懸念しています。