【モロッコ③】2泊3日でサハラ砂漠ツアーへ(マラケシュからフェズ)

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《2024.3.6-8》
私がモロッコで絶対にやりたかったことの一つ・・・

それが、サハラ砂漠でラクダに乗ること

というわけで、エッサウィラからマラケシュに戻ったあとは、いざ2泊3日のサハラ砂漠ツアーに参加することにしました!

サハラ砂漠ツアーの概要と申し込みについて

サハラ砂漠は長距離バスなどでアクセスする方法もあるようですが、かなりめんどくさそうなのと現地ツアーのコスパがかなり良さそうだったので、私はツアーを選ぶことにしました。
大人数のツアーは苦手ですが、致し方ありません。

マラケシュのフナ広場周辺には、かなり多くのツアーデスクがあります。
歩いているだけで『サハラツアー?』と声を掛けられることもしばしば。
4か所程話を聞いてみたのですが、マラケシュ発の2泊3日サハラツアーの内容は概ねどこも以下の通りでした。

1日目
世界遺産アイト・ベン・ハドゥ観光
その近郊の絶景ポイントに立ち寄りつつ宿へ

2日目
トドラ渓谷観光
ベルベル人の伝統絨毯の店にお立ち寄り
サハラ砂漠到着後、ラクダに乗ってキャンプへ

3日目
ラクダに乗りキャンプを出発
バスでマラケシュorフェズへ

※朝食と夕食は込み。昼食はレストランに立ち寄るが別料金。

値段は、マラケシュ発着なら800~900ディルハム、マラケシュ発フェズ着なら900~1000ディルハムが相場のようでした。宿のランクなどをアップするとより高額になるようです。※2024年当時の値段です。現在は変わっている可能性あり

どこも同じような内容と値段なら一体何を決め手にすれば良いのかという話ですが、私はGoogleマップの口コミと、実際に話を聞いてみたツアーデスクの人の印象で決めました。
私はツアーのあとそのままフェズに行きたかったので、マラケシュ発フェズ着の900ディルハムで申し込み。
2泊3日の宿泊と移動、朝夕の食事にラクダ乗りまでついて15000円弱はかなりのコスパではないでしょうか。

因みに、ネットで検索すると『2泊3日で1万円以下で行けた!』という情報が散見されますが、今はその値段で行けるツアーは見つかりませんでした。昨今の円安&モロッコの物価上昇を考えると今後も値段はどんどん上がっていくのだろうと思います。

さて、余裕を持って出発希望日の3日前に予約を完了し、あとはツアー参加を待つのみです。

持ち物

あって良かったと思った持ち物は以下の通り。

・帽子とフェイスカバー砂漠でラクダに乗る時は大体みんなスカーフを頭や顔に巻くのですが、私は荷物を増やしたくないので普段使っている帽子とUVカットのフェイスカバーで凌ぎました。

・ウルトラライトダウンなどの防寒着砂漠の夜は寒かったので、防寒着はあって良かったです。

・メイク落としシート2泊目の宿(キャンプ)は水がほぼ出なかったので、日本から持ってきていたメイク落としシートが重宝しました。

・モバイルバッテリー2泊目の宿(キャンプ)はコンセント使用不可だったので、モバイルバッテリーがあって助かりました。

・おかしなどの軽食ツアーで連れて行かれる昼食のレストランはツーリスティックでお高めなので、節約したいなら軽食持参がおススメ。

・酔い止め車移動がかなり長いので、マラケシュの薬局で酔い止めを買って持参したのですが、これが睡眠薬並みに眠くなるやつでちょっと大変でした。しかし、結果車には酔わなかったので良しとします。

・水ツアー中にも買えますが割高なので、持参して損なし。

・細かい現金アイトベンハドゥ集落で入場料を払ったり、ガイドにチップを渡したりする時に必要。

ツアー1日目

出発の朝です。
事前に『7時15分に宿に迎えに行く』と言われていたのですが、直前になって『やっぱり、7時半までにツアーデスク前まで来てくれ』と連絡が…。
宿はかなり入り組んだ路地にあったので、“こんなところまで車で迎えに来れるのか??”と疑っていましたが、やっぱり無理だったみたい。
っていうか、直前にならなくても分かると思うんですが…。

3月のマラケシュの日の出は遅めで、朝7時過ぎだというのに外はまだ夜のよう。
何とか7時半に間に合い無事ピックアップしてもらうことが出来ました。

これは明るくなってから撮ったバス。
20名弱が乗れるサイズでした。
1人参加は私だけで、他は家族連れやカップル、友達グループなどでした。

途中でトイレ休憩を挟みつつ、バスは走り続けます。
マラケシュで買った酔い止めのせいで爆睡しすぎてほぼ記憶が無いのですが、道中はなかなか迫力のある景色でした。

お昼の12時ごろ、バスは最初の観光スポットであるアイト・ベン・ハドゥに到着。
ここは、先住民族のベルベル人によって築かれた城塞型の古代集落で、1987年に世界遺産登録されたのだそうです。

飛び石を渡って川を越え、集落へと向かいます。

ここアイトベンハドゥでは、スターウォーズをはじめ、かなりたくさんの映画が撮影されたのだそうです。
有名作品が多いらしくリストを見たツアー客はみんな興奮した様子でしたが、私が見たことのある作品は一つもありませんでした。

外敵の侵入に備え、集落への入口は1つしかないのだそうです。
ここで、集落に入る為の入場料30ディルハム(500円くらい)を徴収されました。

集落の中では、この土地のガイドが英語で案内をしてくれます。
彼によると、この集落の建物の壁はとても分厚く、夏は涼しく冬は暖かく過ごせる構造になっているのだそうです。

途中、絵の実演販売を見学。
白い紙を火であぶると、幻想的な砂漠の絵があぶり出されるというものです。(砂糖水などで描かれているらしい)
絵が浮かび上がるとツアー客からは歓声や拍手が起こっていましたが、盛大なリアクションの割には誰も購入しようとはせず。

集落の頂上から見た景色はこんな感じ。
アイトベンハドゥ集落の見学は大体1時間弱でした。

アイトベンハドゥを出発した後は、近くの絶景ビュースポットに立ち寄りました。
と言っても、10分くらい道沿いに車を止めて下車し、写真を撮っただけで終了。

その後は、民族衣装の店にお立ち寄り。
ここで砂漠用のスカーフの巻き方の実演があり、ほとんどの人がスカーフを購入していました。
砂漠は実際かなり風が強く、砂埃や日差しから髪の毛や肌を守るには重宝するのでしょう。
見た目も砂漠感が出て映えるので、私のような貧乏旅人じゃなければぜひ買うことをお勧めします。

その後は、ランチ休憩。
連れて行かれたレストランは最安のメニューが100ディルハム(1600円くらい)だったので、私は車の中で持参したパンとお菓子を食べました。
バスの外では、弾き語りのおじいさんが私にターゲットを絞り「ニーハオ♪シェイシェイ♪」と歌いながらチップを要求してきます。
早く出発してほしい私の思いとは裏腹に、レストラン勢が戻ってきたのはなんと2時間後。
昼食場所を出発したのは16時頃でした。

宿に着いたのは、19時ごろ。
昼にろくなものを食べていないので、夕食の温かなタジン鍋が身に沁みます。(夕食と朝食はツアー代金に含まれている)

部屋は思ったよりずっと綺麗で、3つもベッドのある専用バスルーム付の個室を一人で使うことが出来ました。

部屋にはヒーターもあったので、これ幸いとパンツを洗って乾かそうとしたところ、熱でパンツが一瞬にしてバキバキになって縮んでしまいました。
ユニクロのエアリズム素材って熱に弱いんですね。
皆さまお気を付けください。

ツアー2日目

朝食をねらうワンコ

熱い視線に見守られながら朝食を取って、7時に宿を出発。

移動中は相変わらず爆睡でしたが、時々ふと目覚めると絶景が目に飛び込んできます。
本当は景色を堪能したいのですが、蛇行した道が多く酔うのが怖くて例の睡眠薬級に眠くなる酔い止め薬を飲んでしまったので目を開けていられません。

10時半頃、2日目の観光スポットであるトドラ渓谷に到着。
400mを超えるという絶壁は圧巻!
写真ではその大迫力が伝わらないのが残念です。

渓谷のスケールに圧倒されていると、どこからともなく大量のヤギが現れました。
近隣で飼われているヤギたちが水を飲みにやってきたようです。

渓谷の湧水はとても澄んでいて、魚もたくさん泳いでいました。

サクッと渓谷を観光したあとは、近くの集落にあるベルベル絨毯の店にお立ち寄り。
みんな意外にも興味津々で素材や柄を吟味しているので買うのかと思いきや、結局誰も買わず。

14時半頃、昼食のレストランへ。
だだっ広い荒野の中にポツンと建てられたツーリスティックなレストランが提供するメニューは、120ディルハム(2000円くらい)のコース一択。
他のツアー参加者によると、前日に連れていかれた昼食レストランは高い上に料理がどれも不味かったらしく、2日目の昼食は私以外にも複数の人がオーダーを拒否。
それに腹を立てたレストランのオーナーらしきおじさんが、「頼まない奴は今すぐ敷地から出て行ってくれ!」と騒ぎ出したため、オーダーをしなかったメンバーは風が吹き荒れる荒野でひたすらバスの迎えを待つこととなりました。

そんなこんなで昼食後、ツアーはいよいよ目玉のサハラ砂漠のあるメルズーガへ。

砂漠の入口ではラクダがお出迎えしてくれます。
車は砂漠には入れないので、キャンプまではラクダに乗っての移動。
ラクダで運べないような大きな荷物は、車に置いていきます。

ツアー会社によっては、ちょっとラクダに乗っただけですぐにキャンプに到着してしまう場合もあるようですが、私の参加したツアーはキャンプ地が遠いらしく、ラクダの背中で揺られることなんと1時間半…。

影が何ともフォトジェニック

不安定な砂の地面を歩くので、ラクダはそこそこ揺れます。
始めは初めてのラクダ乗りに興奮気味だったものの、次第にお尻が痛くなり内腿の筋肉がプルプルし始めます。

いい加減、尻が割れるんじゃないかという頃に、一行はようやくキャンプ地に到着しました。

てっきり相部屋になるものと思っていましたが、ベットが3台もあるテントを1人で使えることになりました。
毛布も枕も砂でザラザラですが、格安ツアーにしてはなかなかの好待遇です。

各テントにはなんとトイレ、洗面台、シャワーも付いていました。
しかし、水はほぼ出ず。
まぁ、出たとしても、極寒のテントで水シャワーを浴びて砂だらけのベッドに寝るようなドMな人はそうそういないと思いますが。
トイレは溜め水が置いてあったので使うことができました。

キャンプの周りは一面の砂漠なので、夕食までの時間は砂丘を歩いたり写真を撮ったりして過ごします。
この日は微妙に曇っていたので、砂丘に沈む夕日は拝むことが出来ずちょっぴり残念。

夕食は、みんなで大皿料理をシェアするスタイル。

同じテーブルに座った欧米人女子グループがほぼ料理に手をつけようとしないので、ありがたく満腹になるまでいただきました。

夕食のあとはスタッフたちがおもむろに民族楽器を打ち鳴らしはじめ、なんとなく夜のダンスタイムがはじまりました。

最初に立ち上がったのは、見るからに陽キャな欧米人女子グループ。
それにつられて、はじめはしけた顔をしていた他のメンバーもどんどん踊りはじめます。
気付けば、テントの中はクラブさながらの大盛り上がり。

旅人には色々なタイプがいます。
こういうシチュエーションこそ旅の醍醐味とばかりに、各国の若者と手を取り合ってはじけるタイプ・・・そしてその真逆のタイプ・・・。
私は明らかに後者です。

日本を飛び出して世界を旅しても、人の生まれ持った性格はそう簡単には変わりません。
ワイワイ盛り上がるテントの中でポツンと座っている自分がいたたまれなくなってキャンプの外に出たところ、暗闇の中でラクダがこちらを見つめていました。

ちなみに、サハラ砂漠の星空は息を吞む美しさだと何かで見たことがあったので空も見上げてみましたが、それは残念ながら感動するほどの綺麗さではありませんでした。季節の問題かな…

ツアー3日目

最終日の朝。
5時半朝食、6時出発!時間厳守!!と事前にアナウンスがあったにも関わらず、朝食が準備できたのは6時過ぎで、結局出発は7時でした。

帰路はラクダか徒歩かを選択させられるのですが、前日にラクダに懲りた半数くらいのメンバーが徒歩を選んでいました。
私も前日のことを思うと一瞬徒歩を選びかけましたが、もうなかなか砂漠でラクダに乗る機会もあるまいとラクダを選択。

出発して間もなく、砂丘から朝日が昇り始めました。
日の光が、冷たい一面の砂漠を温めていきます。
並んだラクダと朝日の組み合わせが何とも絵になります。

幻想的な光景に感動して気が紛れたものの、少しするとすぐに尻の痛さと筋肉痛が襲ってきます。
しかも、帰路で乗ったラクダは前日に乗ったラクダよりも揺れが大きく乗り心地が悪いです。
その上に、私はヒーターの熱でバキバキに縮んだエアリズムのパンツを履いている為、尻の痛さはMAX。

こんな時は、考え事でもして気を紛らわすべし。
うーんと・・・馬に乗ることは乗馬と言うけれど、駱駝(らくだ)に乗るのは乗駝(じょうだ)と言うのだろうか???
ならば、馬から落ちるのは落馬だから、らくだから落ちるのは落駝(らくだ)・・・???
ラクダかららくだ。。なん
って。。
いや、そんなことはいい!!尻と足が限界だ!!早く着いてくれ!!!

そんなこんなで、一行は無事、公道の近くの駐車場に到着。
帰りも丸々1時間半のラクダライドでした。

降りてから私を乗せてくれたラクダの顔を改めて見てみると、ちょっと不真面目でやんちゃそうな顔をしていました。キミ、さてはわざと揺れる歩き方したのかい?
人間や他の動物がそうであるように、ラクダにも色々性格があるのかもしれません。


その後は、マラケシュに戻るグループとフェズに向かうグループで別々のバンに乗り込み、ひたすら目的地を目指すのみ。
途中で昼食のためにレストランに立ち寄りましたが、他の参加者曰く最終日のレストランだけはコスパが良くて美味しかった!とのことでした。
私は最後まで昼食は持参したお菓子で凌ぎました。

目的地のフェズに到着したのは夕方18時ごろ。
メルズーガからは7時間ほどの道のりでした。

まとめ

2泊3日のサハラ砂漠ツアー、行きたくもない店に連れて行かれたり常に集団行動をしなければならないという不自由さはあったものの、15000円弱という料金を考えると大変満足のいく内容でした。

もう一生乗れなくても悔いはないと思うくらいラクダ乗りも堪能することができ、大変良い思い出になりました。
特に、ラクダから見た朝日や一面に広がる砂丘は大変印象深く、今まで見たことのなかった世界にまた一つ出会えた感じがしました。
モロッコに行かれる方は、ぜひサハラ砂漠にも足を運んでみていただきたいです。

次回は、迷宮都市と言われるフェズを観光していきます。
この街がまぁクセ強だったのですが、それはまた別記事にまとめていきたいと思います。

本日も、お読みいただきありがとうございました。

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