【タイ③】バンコクからホアヒンへ1泊2日

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≪2023.8.13≫

たまたま日本の友人が仕事の出張でタイに来ており、本日から日祝の休みを利用して急遽1泊2日でホアヒンに行くことになりました。
ホアヒンはバンコクから車で3~4時間ほどのビーチリゾートで、100年ほど前にタイ王室の保養地として開発が進められた街です。

バンコクからホアヒンへの公共交通機関は、バス or 電車 or ロットゥー(乗合バン)ですが、ネット情報でバスが一番快適との情報があったためバスで向かうことに。

バスはソンバットツアーというバス会社のHPから友人が予約してくれました。
お値段片道300B(1200円ちょっと)です。
バスは南バスターミナルから乗車ですが、このターミナルが中々バンコクの僻地の方にありましてタクシーで向かうも結構時間が掛かりました。
バスの時間ギリギリにバスターミナルに滑り込み、そのせいで参考になりそうな写真等は一切撮っておりません。

※南バスターミナル発-ホアヒン行のバスは無いというようなことを書いているネット記事が複数ありましたが、2023年8月現在ソンバットツアーのバスが運行しています!
事前のネット予約が確実ですが、席があれば当日でも窓口で買えます。窓口は、バスのチケットカウンターがたくさん並んでる中の㊹です。

バスは定刻通りに出発しました。
本当はターミナルで朝ごはんでも買おうと思って朝食をとらずに来たのですが、結局そんな時間もなく腹ペコのまま出発です。
私、とても乗り物に酔いやすいのでこの空腹の状況はピンチなのですが、こんなこともあろうかと前日にローカル薬局で酔い止めの錠剤を購入しておきました。

お値段、10錠で7B(30円くらい)。

…7バーツ?
物価高騰が進んでいるタイにおいて、心配になる安さです。

貧富の差無く誰もが薬を買えるようにという国の計らいか何かでしょうか。

若干その成分にビビりながらも薬を飲んだ私は…

到着までの間死んだように眠り続けました。
この薬、酔い止めではなく睡眠薬だったんじゃないかと思うくらい眠くなります。
“とりあえず眠らせておけば酔わんだろ“という若干乱暴な意図を感じます。


到着してからも眠くてボケっとしていた私は、「ホテルまでどうやっていこうか?」という友人の問いにも「ん…?あぁ…」とポンコツな返事しか出来ず、私に意見を求めることを諦めた友人がテキパキとGrabで車を呼んでくれました。

ホアヒンは流しのタクシーはほとんどおらず、いたとしてもトゥクトゥクのような車両のタクシーしかいません。そして謎に高額です。

東南アジアで広まっている配車アプリのGrabで車を呼んだ方がはるかに快適で安く移動できる為、アプリをあらかじめダウンロードしておくと便利です。(←友人談。私はしてない…

荷物もあるので、まずはホテルにチェックイン。
ホテルも急遽友人が予約してくれました。
皆さんお察しでしょうが、わたし、出来る人と一緒にいるとたちまち何もしなくなるタイプです。

ホアヒンで泊まったホテルは、Hub Hua Hin 57

綺麗でおしゃれだし、部屋の窓から海見えるし、市内中心部で出歩くにも便利だし、それでいて二人で泊まれば一人一泊2500円くらいという完璧なHotelでした。

荷物を置いた後は、早速海へ。
残念ながらホアヒンの海は、岩がゴツゴツしていて南国の青い海という感じではありません。

ビーチには馬がいて、いくらだか忘れたけど割と手頃に乗馬が出来ます。(乗らなかったけど)

そしてランチ。

海と言えば、ビール!でしょう!

ヤムウンセン、クンチェーナンプラーをいただきます。
クンチェーナンプラーは生エビにたっぷりのトウガラシやニンニク、タレをかけていただく料理です。
大好きなのでついがっついてしまいましたが、このエビ、生なのにとても生ぬるいですね。
常夏のタイで常温の生エビ…大丈夫でしょうか…

………………

はい、大丈夫ではありませんでした!!


もともと連日の屋台飯と辛い食べ物で既にお腹を壊しかけていたのですが、完全にトドメを刺されました。
食後1時間くらいから腹痛と激しい下痢…。オナカイタイ。

食後はカフェでまったり。
“おなかの中がマイルドになる気がする”という謎の理由でタピオカミルクティーを飲みましたが、より下痢が激しくなりました。(←当たり前)

途中、チョコレートファクトリーなる場所にも立ち寄りました。
私の目的はトイレでしかありませんでしたが、友人が購入したチョコレートケーキを一口貰ったらとても美味でした。おすすめです。

ホアヒンの名物と言えば、ナイトマーケット

ということで、夜はナイトマーケットをはしごです。

まずは、シカダマーケット。

ここは週末のみのナイトマーケットのようです。
大変お洒落で綺麗で活気があります。

手の形の石鹸を作れるお店もありました。
自分の手の石鹸を他人がスリスリして使っているところを想像するとぞっとしますが、タイでは割とこういう見た目のインパクトを引くものが好まれる傾向がある気がします。

飲食のエリアでは、チケットを購入して食べ物と引き換えます。

というわけで晩御飯withビール!

ところで、お腹はゴロゴロ、おしりはダム決壊寸前の状況です。
それでもナイトマーケットに来たからにはビールは飲まねばならぬという信念があるので、お尻を引き締めて細心の注意を払いながら飲みます。
キンキンに冷えたビールは、最高です。

次に向かったのはタマリンドマーケット

こちらも活気あり!飲食メインのマーケットで、シカダマーケットに比べるとローカルな雰囲気です。
売ってるものの値段も若干シカダマーケットより安め。
もう一杯といきたいところですが、これ以上飲むと漏らして人間としての尊厳を損ねてショックで帰国コースになりそうなので自粛します。

続きましてホアヒンナイトマーケット

先に行った二つのマーケットは曜日限定ですが、こちらは毎日開催されているホアヒンで一番メインのマーケットです。
タイパンツとかThe タイな感じのお土産から、シーフードレストランまで何でもあり。
観光客が多い印象です。

大きいエビ!
シーフードをしこたま食べたい人は、一番初めにこのマーケットに行くことをお勧めします。
私は既にお腹とお尻が決壊一歩手前の状態なので目で楽しませていただきました。

最後に、名もなきローカルマーケット(←たぶん名前はあるがローカルすぎて不明)
こちらは、海の埠頭の先端で開催されています。

真っ暗な海沿いを歩いていくとここだけ明かりがついているのですぐ分かります。

観光客はほぼゼロで、地元の人たちの憩いのマーケットといった雰囲気です。
星空マッサージがあったり、カラオケしてる人がいたり、お酒や屋台飯を楽しむ人がいたり。
釣りをしてる人もたくさんいましたが、海面にはバスケットボール大の真っ白なクラゲがうようよしていて恐怖でした。

こういうローカルの雰囲気、好きです。

この後は、ホテルに戻って就寝。
ホアヒンにはこのほかにもまだナイトマーケットがあるようですが、もうお尻が限界なのです。
ちなみにホアヒンは、タイのナイトマーケット文化発祥の地と言われているとかいないとか。
これだけ至近距離にいくつもマーケットがあるのはタイでもここだけかもしれません。

《2023.8.14》
朝に激弱な私がベッドでぐったりしている間に、友人がバンコクに帰るロットゥー(乗合バン)乗り場を調べておいてくれました。
一体全体、私はどれだけポンコツになってしまったのでしょうか。
ロットゥーは1時間おきくらいに出ているようですが、連休だったこともあり朝10時台の便以外は空きが無いとのことで、朝食をとったらすぐにバンコクに帰ることになりました。

朝食は、ロットゥーの乗車券売り場の向かいのローカルフードコートにて。
人気の場所らしく行列が出来ていましたが、数分待ったらすぐに座ることができました。

お腹を壊しているので、おかゆを注文。
優しいお味で最高に美味です。

おかゆが美味しすぎて食欲に拍車がかかったので、カオマンガイも頼みました。
私、カオマンガイの味には中々うるさいほうなのですが、このカオマンガイとても美味でした。
鶏がしっとりしていて、ごはんもつやつやしており最高に美味しいです。
しかし、やはりこの後お腹が痛くなりました。食べすぎです。
お腹を壊しているのだからこんなに食べたらいけないと分かっていたはずなのに!
もはや、自分のポンコツっぷりが情けなくてドリアンに頭を打ち付けたい気分です。
ちなみにドリアンは今が旬です。

こちら、バンコク行ロットゥーの乗車券売り場です。
道端に置いたテーブルで売られていて目立ちにくいですが、“Ekkamai(バンコクの東バスターミナル)”の表記が目印です。

バンコクまで片道200B(800円くらい)

行きのバスに比べると、ボロボロ・エアコン故障中・シート激狭で快適とは言えませんが、バスより100B安く本数も多いのが魅力です。
そして、私は例の薬を飲んで爆睡するので、多少快適さに欠けていても何ら問題はありません。
ロットゥーは車内にトイレがないので、途中で高速道路のサービスエリアに寄ってくれます。
タイの高速サービスエリアは日本のそれとほぼ変わらず、コンビニやカフェがあり、トイレも大きく綺麗ですが、トイレットペーパーが無いのと、和式&手桶スタイルなので注意が必要です。

そんなこんなで1泊2日のホアヒン旅終了です。
おんぶに抱っこ状態だった私を最後まで面倒見てくれた友人には心から感謝です。
こんなふうに行動力と頼りがいがある人に私もなりたい、いや、絶対になる!…うーん、なれるかな?
という感じで、明日からはまた一人旅に戻りたいと思います。

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