【ラオス②】ビエンチャン市内観光

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《2023.19》
さて、早速ビエンチャンの市内を散策していきたいと思います。

まずは街のシンボルであるパトゥーサイ。


こちらどういった建物かと言いますと、
アヌサーワリー・パトゥーサイは、1962年から、内戦の終結とパテート・ラーオの勝利を記念して建造が開始された。パリの凱旋門を参考にして建設を行ったと言われているが、それ自体はラオス様式である。資金難により工事が貫徹されぬまま終わり、現在でも未完成のままである(一部ウィキペディアより)
とのことです。

思っていたよりも大きく、近くまで行くととても迫力がありました。

ところで、写真にも写っているとおり小坊主さんたちが日傘をさして歩いています。
UVケアでしょうか。私、日傘どころか日焼け止めもろくに塗らないで歩き回っているのですが、私の女子力はラオスのお坊さん以下ということになってしまいますでしょうか。ぜひ見習いたいです。

さて、先ほどさらっと“パトゥーサイは内戦の終結を記念して建てられた”ということを書きましたが、恥ずかしながら私はラオスが戦争をしていたという歴史をほぼ全く知りませんでした。
そこで、その辺の歴史を知りたくて訪れたのがコープビジターセンター。

ここは、義手や義足が必要な人を支援するための非営利団体が作った資料館で、ラオスの戦争の歴史や被害を知ることが出来ます。(入場無料)

私は全く知らなかったのですが、ラオスはベトナム戦争時代にその戦禍に巻き込まれ、世界で最も激しい爆撃を受けた国なのだそうです。
その為、まだたくさんの不発弾がそのまま地面に埋まっており、今でもその被害にあって命を落としたり肢体不自由になる人が後をたたないとのことでした。

また、爆弾の残骸も簡単に廃棄できるような量ではなく、農村部では爆弾の残骸を生活用品にリメイクしたり、加工して観光客に売ったりして利用しているとのことでした。

館内には、膝を折り曲げた状態で着用できる体験用の義足があったり、戦争で家族を亡くした方の写真なども展示されていました。

隣国ベトナムの戦争については日本の教科書にも載っており広くその被害が知られていますが、ラオスでも多くの人が命を失い、今もたくさんの方が被害を受けているという事実は大変衝撃でした。
展示を見た時もまだ、「世界で一番たくさんの爆弾が落とされた国がラオス?まさか。」とピンとこなかったほど。
周囲の東南アジアの国に比較するとどことなく目立つところのない長閑な田舎を連想させる国にそんな歴史があったのです。
知ることが出来て良かったです。しかし、知ったからといって今の私にできることは何もなく無力を痛感する次第なのですが…。

次に来たのはタラートサオ市場

しかし、探せども一般的に“市場”と聞いて思い浮かべるような青空市はほぼ見当たらず…ここは市場というよりモールがメインになっているようです。そのモールも3階以上に至ってはほぼ空きテナント状態で…これが国内最大級のマーケットか。。ラオスの経済規模が垣間見えた感じがします。
観光客が欲しくなるようなものは特段何も売っていないと思います。

そして、ワット・シーサケート
ビエンチャンにはいくつか有名なお寺があり、そのほとんどは近代になって立て直されたものが多いようですが、このワット・シーサケートは1551年の建立時の原型をとどめているそうです。

地球の歩き方には拝観料10000キープとありましたが、30000キープ取られました。
ラオスは紙幣の単位が多すぎて全然頭の中の円への換算が追い付かず、“はて…今のは一体いくら払ったんだ?”とよく分からなくなります。30000キープは215円くらいです。(2023年8月現在)
物価の安いラオスにしては高い…そして一気に値上がりしすぎでは?

そしてラオス人は5000キープ(37円くらい)だって。信仰心の違いとかあるのかもしれませんが、なんか悲しいです。

壁の中にもびっしりミニ仏像が収まっています。
が、いつの時代に何のためにつくったのかよく分からず、今一つピンときませんでした。

本堂の中は撮影不可でしたが、本堂の壁にもびっしりミニ仏像が収まっていました。

圧巻ではあるのでが、いつの時代に何のためにつくったのかよく(以下省略)←自分で調べろ

以上、これらの場所は十分に徒歩で回ることができます。

ビエンチャンの街中はバスはほとんど走っておらず、徒歩orトゥクトゥクでの移動がメインになりますが、一部のお寺とブッタパークなる施設以外はほぼ徒歩で行けます。


ただ、とにかく暑いです。
そして、ラオスは建物の中が冷蔵庫状態のタイとは打って変わって、冷房が効いている場所がほとんどありません。
一部のカフェなどではエアコンが付いていますが、とても微冷房。
エアコンの使い過ぎは、自らの体温調節機能も損ねるし環境にも良くないので、これが本来の良きあり方なのだと思います。
途中立ち寄ったショッピングモールでは、日本の会社“マルハン”のイベントで民族衣装を着たお姉さんたちが踊っていました。


マルハンと言えばパチンコ屋のイメージしかなかったので、まさかこの長閑なラオスの街に日本の会社がギャンブル文化を持ち込もうとしているのか?!とびびりましたが、マルハングループはラオスで“マルハンジャパン銀行”という銀行を立ち上げたのだとか。ほー。。

夜はナイトマーケットへ。

ビエンチャンのナイトマーケットは、洋服などがメインで、観光客向けというよりは現地の人向けな気がします。
飲食エリアや遊園地もあり、大変賑やかでした。

《2023.8.20》
ビエンチャン2日目となりますが、早くも特に行きたいと思うところがありません。
ビエンチャンは“世界で一番なにもない首都”と言われているそうですが、なるほど全く否定できません。(個人的主観)
しいて言うならばブッタの胸骨が納められているという有名な仏塔があるらしいのですが、正直仏塔はどれも同じに見えてしまう上、入場料も取るらしく行く気がせず。
おまけに土砂降りの雨まで降ってきたので、今日はカフェにでも行ってまったりしたいと思います。
カフェなんて日本でもいくらでも行けるのですが、今の私にとっては胸骨よりおしゃれカフェです。
そして、妥協でカフェに行くような書き方になってしまいましたが、ラオスは元フランスの保護国であり、その影響でビエンチャンにはお洒落なカフェやベーカリーが数多く点在しておりそれも名物の一つなのです。
その中の一つであるNaked Espresso Misayにて。

店内はとてもお洒落でWifiもサクサクです。

エッグベネディクトの朝食を頼んだところ、卵が3つものってました。
せっかくなのでアップルジンジャーサイダーなるおしゃれドリンクも注文。

計99000キープ(750円くらい)
一食300円くらいあれば十分食べられるラオスの物価を考えるとかなり贅沢なお値段ですが、4時間程居座らせていただいても嫌な顔一つせず何度もお水を継ぎ足してくれたりしたので大変満足です。
あれこれ調べて今後のルートを考えたり、ブログを書いたりと大変有意義に過ごさせていただきました。

夜は、メコン川の夕日がきれいに見えるというルーフトップバーに行ってみました。

Sengtawan Riverside Hotelの屋上にある、『Majestic View』


なんでもこのルーフトップバー、世界のルーフバーTop10に選ばれたこともあるお店らしく、ぜひに来てみたいと思っていたのです。

日没時間には混んでて入れないこともあるというので時間に余裕を持って17時くらいに来てみたところ、


お客さんゼロ。。

何なら店内の電気すら消えてる。(でも『Open』の表札は掛かってる)

おそるおそる「あのー、1人なんですけどぉ…」と入店したところ、え‼まさかお客さん⁉あ…どうぞどうぞ‼みたいな感じでルーフトップのテラス席に通してもらえました。

メニューは、世界でも知る人ぞ知るお店の割にはとてもリーズナブル。
でも、ラオスのご当地メニューのプレートがあると聞いていたのにありませんでした。

せっかくなのでビアラオスモールも注文したところ、それも無いとのこと。

お兄さんに、大きいのならある!君ならきっと飲み切れるよ!と勧められたけど、あなた私の何を知ってますの。今私お腹壊してるんだから。

でも結局大瓶を頼み、ラープとカオニャオ(もち米)で乾杯。
ラオスのカオニャオはタイのそれより1人前が大分多いような気がします。このカオニャオも茶碗に大盛1杯分くらい入っていました。
基本的にラオスはほとんどの料理の1人前がタイより多い感じで、中々お腹がいっぱいにならない私にとっては大変ありがたい限りです。

さて、肝心の夕日は。。

全く何一つ見えず!!!!!

曇天過ぎて、何ならいつ日が沈んだかすら分かりませんでした。残念。

さて、明日は早朝から世界遺産の街ルアンパパーンに移動します。

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