【エジプト⑧】詐欺師には要注意。ギザの三大ピラミッドに行ってみた!

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《2024.3.25-27》

見所満載だったルクソールを離れ、首都カイロ、そしてその隣町のギザへと移動していきます。
目指すは、あの老若男女誰もが知る超有名遺跡ピラミッドでございます!

ルクソールからギザへ

ルクソールからギザへの移動は、Go Busを利用しました。

Go Busは外国人旅行者も多く利用しているエジプトでも最大手の長距離バス会社です。
値段は鉄道の外国人料金より遥かにお安く、サービスの質もエジプトにしては悪くないと評判です。

チケットはホームページでも購入できるようでしたが、宿の近くにオフィスがあったため事前に窓口で購入しておきました。

こちらがそのチケット。
21時35分発のルクソール発カイロ着の夜行バスで、到着は朝の7時ごろになるとのことでした。
値段は325ポンド(約1000円)と格安。
窓口のおじさんは英語が話せて、大変親切にあれこれ説明をしてくれました。

当日。チケットオフィス前よりバスに乗り込み出発です。
荷物をトランクルームに預けると、きちんと番号札がもらえました。

車内は多少座席が狭目ではありましたが、大変清潔。
バスは9時35分の定刻ちょっきりに出発しました。
ただ一点問題だったのが、トイレからのにおい。
特に、バスが大きく揺れると中に溜まったブツが撹拌されるのか、とんでもない激臭が漂っていました。
Go Busを利用される方、トイレ付近の席は避けた方が無難です。

バスは朝の7時ごろに、↑の地図の場所にあるカイロのGo Busのオフィス近くの駐車場に到着しました。
検問も無く、臭いを除いてはパーフェクトな移動でした。

Google mapの経路検索で調べると、Go Busの駐車場の隣にある公共バス乗り場からギザ行のバスが出ている模様。
ちょうど停まっていたバスの運転手に『このバスはギザに行きますか?』と聞いたところ頷いてくれたので乗り込みます。

私が乗り込んだのはM7と書かれたバスでした。
まだ発車前だったので車内は誰もいませんでしたが、少し待つと次々と乗客が乗ってきました。

ギザまでのチケットは25エジプトポンド(約75円)。
車内は綺麗だししっかりチケットもくれるので安心です。

ギザでは、ピラミッドから少し離れた市街地の路上で下車。
その辺にいたピラミッドの方角に行きそうな乗り合いバンに適当に乗ったところ、希望の場所を聞いて降ろしてくれた上に5ポンド札を渡したところ丁寧に2ポンドお釣りもくれました。

カイロからギザへの移動は計28エジプトポンド(約84円)。

ギザの宿

ギザはカイロからたった5㎞ちょっとの距離なので日帰りでも良かったのですが、せっかくなのでピラミッドの見える宿に泊まってみることにしました。

宿泊したのは、Capo Pyramid

Google mapを辿り着いた場所が上の写真の壊れかけた建物で絶望しかけましたが、Whatappでオーナーに連絡したところすぐに出迎えに出てきてくれました。

建物の外見はちょっとアレですが、部屋は清潔そのもの。

ルームサービスもばっちり。
チョコレートや炭酸飲料までサービスしてくれるお部屋は今旅初かもしれません。

何より特筆すべきは、宿から見えるこの景色。
なんと、三大ピラミッドを拝み放題でございます。

お値段は一泊8ドルととってもリーズナブル。
もちろんピラミッド観光も余裕で徒歩圏内という大変素晴らしいお宿でした。

いざピラミッドへ

さて、ギザに到着した翌日は早速ピラミッドに向かいます!

上の写真の左側に見える白い建物が手荷物検査の建物で、その隣にチケット売り場があります。
私が行った時はラマダン中だったためか大行列という事はありませんでしたが、それでも10分ちょっと並びました。
チケット売り場では、地元ガイドとおぼしきエジプト人がぐいぐい列に割り込んでくるので、負けずに応戦してなんとかチケットゲット。

こちらが、そのチケットです。
私が行った時には、ピラミッド周辺の有料エリアへの入場料が640エジプトポンド、オプショナルのメンカウラー王のピラミッド入場料が220エジプトポンドでした。
※エジプトの観光地の入場料は変動が激しいため、現在の価格は公式サイトをご参照ください。
 チケットのweb購入も可能なようです。

荷物検査を終え、いざ入場!
まず目に飛び込んでくるのは、スフィンクス!!
そしてその後ろには、歴史の教科書で見たあのピラミッド!!!
大変胸躍る光景です。

スフィンクスの横を通り、ピラミッドへと向かいます。
スフィンクス、前足なっが・・・
立ち上がったらバランス崩してずっこけそうなプロポーションです。

進んでいくと目の前にドーンと現れる大迫力のこちらは、クフ王のピラミッド。
ギザの三大ピラミッドの中でも最も大きく、高さは146m、面積は東京ドーム4個分もあるのだそうです。

お分かりいただけますでしょうか、この大きさ。
石1個が私の身長と大差ないほどのサイズです。
5000年近くもの重機も何もない時代にこれだけの建造物をつくるなんて、古代エジプトのパワーおそるべし。

このクフ王のピラミッドもチケットを買うことで中に入ることが出来るのですが、私は入りませんでした。
なぜならチケットが高すぎるからです。
そのお値段900エジプトポンド(約2700円)。※現在はもっと値上がりしています。

でもせっかくなので、入り口部分までは登ってみることに。

たぶんここが入り口部分?(あれ、閉まってる…?)
おじさん、“なに撮ってんだよ”みたいな目でチラチラ見てくるけど邪魔なのよ。
私が撮りたいのはあなたじゃなくて、看板とピラミッドの入口です。

現地民の少女と手を繋いで記念撮影

ピラミッド周辺では、現地民と思しき人達に度々「一緒に写真を撮ってくれませんか」と声を掛けられました。
インドぶりのミッキーマウス現象です。
これだけ有名な遺跡なのですから、外国人などなんら珍しくないと思うのですが、なぜ一緒に撮りたいと思うのか謎。
背後にあるピラミッドをガン無視したアングルは、海外あるあるです。

ピラミッド周辺には山ほどラクダがいます。
筋肉質なお尻が妙にセクシーです。

さて、続いてのピラミッドは、カフラー王のピラミッド。
三大ピラミッドの真ん中に位置していて、頂上付近に化粧石が残っているのが特徴だそうです。
こちらも普段はチケットを買うことで中に入れるようですが、私が行った時はちょうど公開されていませんでした。

三大ピラミッドの最後の一つは、メンカウラー王のピラミッド。
先の二つに比べると随分小柄で、高さはクフ王のピラミッドの半分以下です。
メンカウラー王の父はカフラー、祖父はクフだそうなので、3世代立て続けにこれだけのものを建てるとなるとさすがに労働者の不満とかもあったのかもしれません。(知らんけど)

大きさは人気に比例するのか、この辺は人もまばら。
入場料が220エジプトポンドと大変リーズナブルだったので、私はこちらのメンカウラー王のピラミッドに入ってみることにしました。

こちらが入り口です。

通路は中腰にならないと通れない狭さ。
腰痛持ちだとかなりつらいかも。
しかも一方通行ではないため、外へ出ようとする人とすれ違わなくてはなりません。

通路を抜けると開けた場所もあり。

さらに下っていくと、玄室らしき部屋。
ルクソールの王家の谷の墓のような壁画や彫刻は一切見られません。

もともとここには石棺と遺体の一部が残っていたそうですが、19世紀にイギリスの大英博物館に送られる途中に船が沈没し、海に沈んでしまったのだそう。
一体なんてことしてくれてるんでしょうか。

ピラミッドの内部は特に感動するような場所ではありませんでしたが、『ピラミッドの中に入ったことがある!』という経験の価値は大きい気がするので、入れて良かったです。

メンカウラー王のピラミッドの隣には、小さな崩れかけた3つのピラミッドが。
王のお母さんとか奥さんのものではないかと言われているそうです。

さて、最後はピラミッドが一望できるビューポイントまで歩いていきます。

これが、まぁ大変でした。
時期的に気温は20度台後半とそこまでの暑さでは無かったのですが、砂漠は砂に足を取られる上に日差しを遮るものが何もありません。

一時間近く歩き続け、軽く熱中症的な症状に襲われながらたどりついたのが・・・

この景色!!

どうでしょうか、ピラミッドと砂漠、ラクダの隊列がなんとも絵になるこちらの景色。
個人的には大変満足でございます。

満足したので、もう一度スフィンクスを拝みつつ出口を目指します。

スフィンクスのおしり。
丸っこくてかわいいですね。

スフィンクスとピラミッドのツーショット。
やたらしゃくれて見えるスフィンクスの横顔ですが、風化と破壊で鼻が削れたせいで顔のバランスが崩れたためだそうです。

ちなみに、「スフィンクスの目線の先にはケンタッキーがある」という噂を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、メインゲートの前にあるケンタッキーは建物の1階部分に位置しており、低すぎて木や他の建物に隠れてしまう為スフィンクスからは見えていないものと思われます。
強いて言うなら、ケンタッキーの2階部分にあるピザハットなら見えているかも。

帰りは、入場した時とは別のスフィンクス横のゲートから退場。
私は徒歩で砂漠をうろついていたため人より時間がかかったものと思われますが、見学時間は全部で4時間ちょっとでした。

ピラミッド夜のライトアップショー

ピラミッドでは毎夜ライトアップショーが行われています。

たまたまピラミッド前のちょっと良いホテルに知人の方が宿泊していたので、おじゃまして屋上からショーの見学をさせていただくことに。

スフィンクスが見つめていると噂の例のケンタッキーでチキンをたっぷり買い込みました。
残念なのは、ラマダン中の為どこにもビールが売っていなかったことです。
観光客向けの高級レストランとかなら出してもらえるのかもしれませんが、街の酒屋はどこもシャッターが降りていて、売ってもらえそうな気配は皆無でした。

パチンコ屋的な色でライトアップされるピラミッド。
音声は日によって言語が変わるようですが、この日はアラビア語で何を言っているのか一言も分からず。
まぁ、せっかく来た記念に見れたのは良かったです。
あと、久しぶりに食べたフライドチキンが爆ウマでした。

ピラミッド周辺の詐欺師にご用心

そんなかんじで私は何事もなくピラミッド観光を終えることができたのですが、旅仲間の中には、『ピラミッド周辺で詐欺にあった』という人が何人もいました。

その主な手口は、ラクダを使った詐欺です。

旅仲間Aは、ピラミッドとラクダにテンションが上がって料金説明を受けないままラクダに跨ってしまい、立ち上がったラクダに乗った状態で200ドルを請求されたそう。(ラクダは高さがあるので、自力では降りられない)

また、別の旅人Bはピラミッドの敷地へのメインゲートへ向かっていたところラクダ使いに『ピラミッドの敷地内にはラクダでしか入場できない。入り口はこっちだから案内するよ』と声を掛けられたそう。
謎の裏口に連れて行かれてそこからラクダに乗せられて、2時間程のツアーで300ドルを請求されたそう。(あまりに納得いかなくて泣いたら100ドル値下げしてくれたらしい)

現に私も、詐欺師らしき人にはたくさん出会いました。

チケット売り場でチケットを買った際、横から手を伸ばして私のチケットをむしりとって「さぁこっちだ!」と勝手に案内をはじめようとする輩がいたり。(爆ギレしたらぶつぶつ言いながらチケット返してくれた)

ピラミッドの敷地に入る際の手荷物検査が終わるやいなや、「ここからピラミッドまではラクダか馬に乗っていくルールになってるんだけど、どっちにする?」と声を掛けてくる輩がいたり。(もちろん、そんなルールは存在しない)

おそらくピラミッド周辺ではこのような詐欺が横行しているのでしょう。
その為、ピラミッドの敷地内には上の写真のような看板が所々に立っています。

『ラクダ、馬、馬車は1時間ごとに500エジプトポンド(約1500円)』

これを超える過剰な請求は、本来取り締まられているのです。

ピラミッドの周りには山ほどラクダが待機していて、ラクダ遣いがひっきりなしに声を掛けてきます。

中には、「ワンダラー!!」などと低価格をちらつかせたり、「どうぞ、写真を撮って!」と親切な顔をして近づいてくる人もいるでしょう。
しかし、安易に食いついてはいけません。
ピラミッド周辺に限っては、甘い話は全部罠だと思った方が良いでしょう。

ラクダに乗る際は、くれぐれも事前に値段交渉をしっかりと!!
スマホで価格交渉して、値段をスクショしておくのも良いかもしれません。

引っ掛かる人がいるからこそ、彼らの詐欺行為もエスカレートするのです。
どうか、彼らの鴨にならぬよう、これからピラミッドに行かれる方は強い心を持ってください。

まとめ

これにてギザ観光は終了。
憧れのピラミッドは間近で見ると想像した以上の大きさで、古代エジプトのすごさを肌身で感じることができました。

ただ、暑さには本当に要注意。
砂漠を歩きすぎて、観光終了後には軽く頭痛とめまいに襲われました。
さほど暑くない日だったので私は徒歩で全て回りましたが、夏は遠くのビューポイントまで徒歩で行くのはかなり無理があるかもしれません。
帽子と飲み物は必携です。

ピラミッド周辺では、お年を召した日本のツアー客の方たちも多く目にしました。
死ぬまでにまたいつか、この壮大な古代の建造物を拝みに来られたら素敵だなぁと思います。

さて、次回はカイロに戻り、あの有名なツタンカーメンの黄金のマスクにご対面したいと思います!
本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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