【ネパール③】エベレスト街道トレッキング準備編

世界一周日記
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《2023.9.17》
ネパールは、かの有名なヒマラヤ山脈を有する国です。
世界一高い山として有名なエベレストをはじめ、世界の標高が高い山ベスト10のうちの2位以外は全てネパールにあるとのこと。
これは是非、見てみないわけにはいきません。
ということで、私はこの度トレッキングにチャレンジすることにいたしました。

トレッキング大国ネパールにはいくつか有名なトレッキングエリアがあり、世界中からトレッカーが集まるようです。
以下簡単にネパールのトレッキングエリアについてご紹介。

●エベレストエリア
世界一の山であるエベレストを拝める人気のトレッキングエリア。
エベレストベースキャンプ(5364m)と、カラパタール(5545m)をゴールとする人が多いが、標高の高さゆえに高山病に罹る人も多数。ひどい場合にはヘリで緊急搬送される人もいる模様。
出発地:カトマンズ
必要日数:ベースキャンを目指すなら通常2週間程だが、交通手段や目的地によって異なる
難易度:中級~(地球の歩き方曰く)

●アンナプルナエリア
比較的標高が低く目的地もフレキシブルに設定できるため、初心者から楽しむことが可能。
日本人はエベレストエリアに行きがちだが、韓国等トレッキングが盛んな国の人にはこちらの方が人気らしい。
出発地:ポカラ
必要日数:目的地に応じて2~3日から可能
難易度:初級~

☆以上の2大エリア以外にもランタン谷などトレッキングが出来る場所は多数存在。

ここで要注意なのは、2023年9月現在、エベレスト街道を含むサガルマータ国立公園以外でのトレッキングは原則ガイドを雇わなくてはいけないということです。

これは、2023年4月から適応になったらしく、TIMS(登山者情報管理システム)を必要とするエリアでのトレッキングでは、例外なく適応されるようです。

ネパール、全土で単独トレッキングを禁止
ネパール全土の山で単独のトレッキングが禁止され、政府公認のガイドを付けるか、グループに入ることが義務付けられるようになった。5年前には世界最高峰エベレストへの単独登山が禁止されていた。


但し、エベレスト街道のあるサガルマータ国立公園はTIMSを利用せず独自の管理システムを導入している為、このルールは現状適応されていないとのこと。※2023年9月現在。今後変わる可能性もあるので、行かれる方は事前に十分情報収集を!

こうなると、ガイドを付けたくない私の選択肢は“エベレスト街道トレッキング”の一択です。

“世界一の山を出来るだけ近くで見たい”というのが目的なので、どっちみちエベレスト街道を選んでいたとは思いますが。

どうせ登るなら行けるところまで行きたいので、今回の私の目的地は、エベレスト街道のエベレストベースキャンプ(5364m)と、カラパタール(5545m)に決定いたしました。

…ここで、恐縮ではございますが私の登山歴・運動経歴等をご紹介します。

・登山歴ゼロ(最後に登山をしたのは中学校の宿泊学習で登った地元の山。サボって頂上まで行かず、おやつを食べて下山)
・学生時代の体育の成績は常に“2”
・これといったスポーツ歴無し
・取柄は健康な体のみ

つまり、登山ド初心者です。
仲間内で“富士登山に行こう!”と盛り上がった際には、「でも、登っちゃったら富士山見えないじゃん?」とか捻くれたことを言って、1人離脱したクチです。

ちなみに、ネパールでは“登山”とは6000mを超える山に登ることを指す言葉であり、それ以下は全てトレッキングです。
その定義で行くと、富士山登頂も、今回の私の挑戦も全てトレッキングになるわけです。
心配を掛けるいけないので、家族には「ちょっとトレッキングに行くね!」としか伝えませんでしたが、私は決して嘘はついておりません。

前置きが長くなりましたが、準備をしていきたいと思います!!

カトマンズのタメル地区には、異常なほどにトレッキング用品店があり、必要なものはお金を出せば全て揃えることが出来ます。

タメル地区

それでは、丸一日タメル地区を放浪して揃えた私のトレッキング装備をご紹介します。

じゃーん

まずは元々持っていた持ち物です。

●元々持っていた持ち物

・ロングTシャツ 2枚
・半袖Tシャツ 1枚
・タイパンツ 1枚
・カメラバック&ミラーレス一眼
・下着
・ビーチサンダル
・汗拭きシート
・メイク落としシート
・ティッシュ
・トイレットペーパー 
・日焼け止め
・化粧水などのスキンケアグッズやシャンプー等(小分けにして最低限)
・風邪薬、アレルギー薬など
・折り畳み傘
・帽子
・ユニクロウルトラライトダウン
・ヘッドライト
・速乾タオル
・てぬぐい
・洗濯ばさみ
・サプリ
・サブバック(貴重品)

次に、新たに購入した持ち物です。

●購入した持ちもの(1ネパールルピー=1.13円)

・バックパック 2800NPR
・トレッキングシューズ 5500NPR
・寝袋 3100NPR
・ストック 700NPR
・ウォーターボトル 300NPR
・スウェットズボン 500NPR
・サングラス 500NPR
・トレッキング用靴下 150NPR×3
・帽子とネックウォーマー無料
・ゴアテックスジャケット 2000NPR
・手袋 400NPR
・防寒アンダーウェア上下 1800NPR
・アウトドア用ズボン 700NPR
・水を浄化する錠剤 200NPR
・ルートマップ 300NPR
・高山病の薬 10錠100NPR×3
・おやつ

バックパックすら買わないと持っていないという丸腰具合だったので、かなり出費がかさみました。
しかし、値段を見ると分かるように、揃えたのは全て三流品です。
そしてそのほとんどが、某有名アウトドアブランドのパチモンです。

寝袋なんて、このクオリティー。
新品だというのに糸ほつれまくり。
この目玉焼きみたいなダサいデザインは何なの?
どうせ一目瞭然でパチモンだと分かるんだから、ブランド名の刺繍入れなくて良いのに。

衣類の類はこんな感じです。(これプラスアウター等)
まだ9月ということで、標高が上ってもそこまで寒くはないのではないかとの読みから、モコモコのフリースや分厚いダウンジャケットは用意しませんでした。

トレッキングシューズは、全く同じものでも店によって言い値にかなり差がありました。
靴が合わないと大事になる可能性もあるので、シューズは最安値よりも少しだけ良いものを選びました。(それでも安物だけど)

ちなみに、タメル地区にはトレッキング用品のレンタルを行っている店もありますが、レンタル品はものすごく汚い上に、値段を計算・比較したところ新品を購入した方がむしろ安く収まるのでは?という感じだったので全て新品を購入しました。
ただ、新品と言っても多くの商品はなぜか初めから汚れているので、気になる場合は洗濯が必要です。
(私は寝袋と衣類は全て洗濯してから使用しました。)

食品類。
日本から持ってきたサプリ、タイで買ってあったインスタント粥にお菓子類を買い足しました。
普段甘いお菓子は食べないのですが、山ではしっかりカロリーを取った方が良いっぽいので重量軽めでカロリーのありそうなものを選びました。
カップラーメンはカバンに入らず、写真撮影後荷物から外れました。

全部詰めた図。
断っておきますが、このようなデザインが好みなわけではありません。
値段重視で選んだらこうなったのです。

山では遭難防止のために目立つものを身に着けた方が良いようなので、そういった意味ではこの寝袋は一役買っているかもしれません。
万が一行き倒れそうになっても、「あそこにダサい目玉焼き柄を背負ったやつが倒れてるぞ!」と発見してもらえるかも。

一日中トレッキング用品店を回って荷物を揃えるのはとても大変でした。
これだけの荷物を用意するにはやはりドミトリーでは手狭だったと思うので、そういう意味でも昨日宿替えをして個室に移っておいて良かったと思います。

さぁ、これらの荷物を持って明日人生初トレッキングに出発します。

どうなることやら、乞うご期待です。

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