【エジプト⑥】古代エジプト最大の神殿“カルナック神殿”に行ってみた。

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《2024.3.23》

ルクソールに到着した翌日は、早速超有名世界遺産の観光へ行ってみたいと思います!

ルクソールって?

観光の前に。
「エジプトといえば、ギザのピラミッドじゃないの?ルクソールってなに?」という方もいるかもしれません。

ルクソールは、4000年も昔に古代エジプトの首都テーベがあった場所であり、世界遺産だらけのエジプトの中でも最も数多くの史跡が残る街です。
その遺跡の多さ故、世界最大の野外博物館』と称されているんだとか。

テーベ(現ルクソール)は、ナイル川を挟んで東岸に生者の街、西岸に死者の街が広がっています。
名前のイメージ通り、東側の方が店やビルなども多く栄えている印象。
私が宿泊している宿も生者の街側にありますので、まずはこちらから観光していきましょう!

カルナック神殿って?

本日目指すのは数あるルクソールの遺跡の中でも大本命の観光地の一つ、カルナック神殿です。
世界史や遺跡好きの方なら必ず一度は本やテレビで見たことがあるであろう、あの神殿です。
以下、ネットより抜粋。

カルナック神殿(Karnak Temple)は、エジプトのルクソール(古代の首都テーベ)にある世界最大級の神殿複合体です。紀元前2000年頃から約2000年以上にわたり、歴代のファラオたちが増改築を重ねた壮大な遺跡で、1979年に世界遺産に登録されました。 

ちょっ・・・2000年以上増改築って。
長さ的にいうと、弥生時代から令和に至るまでずっと手を加えられ続けたかんじですね。
それほどに歴代ファラオが執着した神殿、早速見に行ってみたいと思います。

カルナック神殿の行き方

宿泊している駅近の宿からカルナック神殿までは、市内を走る乗り合いバンで向かいます。

ルクソールはそこそこ大きな街ですが、ウーバーなどの配車アプリは使えません。
その為、市内を無数に走り回っている乗り合いバンは、大変ありがたい移動手段です。
走行中も基本ドアは開けっ放し。
乗車賃は一回2ポンド(6円くらい)。
車内に集金係はいないので、後ろの座席に座った人は前の座席の人にお願いしてバケツリレー方式で運転手に運賃を渡してもらいます。
ルートや行き先は正直さっぱり分からないのですが、行きたい方角に走るバンに乗れば意外とスムーズに目的地に着いたりします。※心配な人はタクシーを利用しましょう。

ちなみに、駅周辺からカルナック神殿は歩いて歩けない距離ではないのですが、その後遺跡を歩き回ることを加味すると、体力は温存したいところです。

チケット購入

駅前から適当に乗った乗り合いバンは、見事カルナック神殿の正面入り口前に止まりました。(ラッキー)

入口を入り進んでいくと、チケット売り場。

段ボールの切れっ端に手書きで書かれた料金表。
エジプトは通貨の価値が変動しやすく観光地の入場料も頻繁に変わるので、いつでも書き換えられる仕様にしてあるようです。
チケットはオンラインでも購入できるようですが、私の訪問時には窓口でも全く並ばず購入することが出来ました。
支払いはVISAカードのみ使用可能なので、要注意。

こちらがチケット。
大人一人450エジプトポンド(1300円くらい)でした。
※2025年からは600ポンドに値上がりしているようです。今後も変動が見込まれるので、行かれる方は公式サイトで要チェック。

いざ入場

ビジターセンターに入ると、立派な模型がありました。
2000年も増築を繰り返しただけあって、かなり広大な規模であることが分かります。

さて、ここからはいよいよ神殿の敷地へ。
一応セキュリティーチェックがありますが、持ち込みの荷物に厳しい制限などは無くあっさりとしていました。

見学の様子

入場していくと、まずはじめに目に飛び込むのがこのずらっと並ぶスフィンクス。

かなりの密度でぎっしり並んでいます。
体は獣で頭が羊という、ミステリアスな出で立ち。
何かしら意味があるのでしょうが、一旦その辺のことはスルーして、純粋にその造形美だけ楽しんでいきたいと思います。

それぞれの見どころには、こんな感じで頼りなさげな案内表記が。

これはラムセス3世の神殿だそうです。
これ単体でみれば十分素晴らしいのですが、他のスポットに注目が集まりすぎているせいで、このような地味目な場所にはほぼ人がいません。

ではどこに注目が集まっているのかというと、それがこのGreat Hypostyle Hall(大列柱室)です。

入り口からして、すでに迫力が違います。

すごっ・・・!

大列柱室、この広大なカルナック神殿の中でも屈指の人気のスポットとあって、圧巻です!
写真では全くそのすごさが伝わらないのが歯がゆいばかりです。

このパピルス柱と呼ばれる柱は、全部で134本も並んでいるのだとか。
一本一本があまりに巨大なため、空間全体はとても写真には納まりきりません。

柱の全てには美しい彫刻が施されており、場所によってはうっすら色彩が残っている場所も。
建設当時、ここには屋根があり、採光のための天窓も設けられていたのだそうです。

この神殿が作られたのは、今から3300年程前。
日本が縄文土器だ、弥生土器だと言っている頃に、遠く離れたエジプトではこれだけの神殿が作られていたなんて。
当時はここが、世界最先端の技術を誇る場所の一つだったのでしょう。

柱にばかり目が行きますが、その背後にひっそりとある壁にも美しい浮彫の彫刻。
どの方角を見ても、驚くばかりです。

あまりにも素晴らしいので、その辺にいたエジプト人観光客にお願いして写真を一枚撮ってもらうことに。

それが、こちら。
海外あるある『見どころをガン無視したアングル』

しかも、「柱と一緒に撮ってください!」「OK、もちろんだ👍」っていうやり取りがあってのこの一枚。
確かに柱と一緒に写っているけども…。国によって、人の感性というのは大きく異なるものです。

人に撮ってもらうのは諦めて、地面にスマホを置いてセルフタイマーで撮ったら、とても良い感じに撮れました。

さて、大列柱室を抜けて奥へ進んでいくと、2本のオベリスクが現れます。
どちらか一本は、女性ファラオとして有名なハトシェプストのものだそう。

本当は一つ一つじっくり見たいのですが、2000年以上も増改築された神殿の歴史を全て嚙み砕いていたら日が暮れますので、先に進みます。

オベリスクも通り過ぎすすんでいくと、石の小部屋が。
至聖所と呼ばれる場所で、儀式に使われていた模様。
詳しいことは知りませんが、日差しを遮ってくれる場所は貴重なのでしばし休憩。

さらに奥に進んでいくと、かなり原型を留めている建物が。
ネット情報によると、トトメス3世の祝祭殿とのことです。

柱や天井には色彩が残っています。

因みに、ツアー客は序盤の大列柱室やオベリスクなどを見て引き返してしまうらしく、ここまで来るとほとんど人を見かけません。(ラマダン中で観光客が少ないのもあるかも)
広大な遺跡を独り占めしているようで、大変気分が良いです。

こちらは、ハトシェプスト女王の礼拝所。

ハトシェプスト女王は、20年間も王位に就き、古代エジプトを黄金期に導いたとされる凄腕ファラオです。
基本的には男性が王座に就いていた古代エジプトで、後に王位を継承した別のファラオからその存在を抹消されてしまい、彫刻や壁面などは徹底的にその姿が破壊されてしまったのだとか。
上の壁画でも、中心部分が人物のシルエットで削り取られているのがお分かりいただけるでしょうか。

自分の権力を守るために過去のファラオの存在を消そうとすることは、ハトシェプストに限らず古代エジプトではあるあるな出来事だったようです。
神殿の壁のあらゆる場所には彫刻が残されていますが、ファラオの顔部分だけが削り取られた彫刻も多数。
血の気が多く自己顕示欲が強めなところは、現在のエジプト人にもうっすら受け継がれているような気はします。

敷地内を彷徨っていると、整備された道に出ました。
これは、スフィンクス参道という道で、カルナック神殿とルクソール神殿を繋いでいるのだそうです。
かつては全ての台座にスフィンクスが鎮座していたそうですが、今はほとんどが不在。(たまに残っているものもある)
「ルクソール神殿と繋がっているなら、この道を歩き続ければルクソール神殿に入場出来てしまうのでは?」というせこい考えでルクソール神殿に向かってみましたが、両者の丁度中間あたりにはきちんと料金所があり、ちゃっかりと侵入することは叶いませんでした。(当たり前)

道路から見えるルクソール神殿

ちなみに、ルクソール神殿は入場しませんでした。
カルナック神殿の見学に半日以上も使ってしまい、時間と体力が無くなったのが理由です。
しかし、ルクソール神殿は敷地の外からでもかなり内部の様子が垣間見えるので、それで良かったかなと思います。
どっちも入場したわけでもないのにこんなことを言うのはどうかと思いますが、どちらか一か所行くならカルナック神殿がおススメです。

終わりに

市街地に戻ると、丁度イフタールの時間で街角のあちこちには夕食の準備が整えられていました。
イフタールとは、イスラム教の断食期間であるラマダン期間中、日没後に初めて摂る食事です。

道端で施されているイフタールは、おそらく貧しい人が優先な気がしていたので今まで遠慮していましたが、今回は「あなたも一緒に食べなさいな!」とかなり熱烈に歓迎されたのでご一緒しました。
料理はどれも大変美味しく、隣に座った女の子がキラキラした瞳で見つめてくるのもとても愛らしく、とても貴重な経験をさせていただきました。

そんな感じで、カルナック神殿観光の一日は終了。
古代エジプトのファラオたちの思いが結集した巨大神殿は、3000年以上の時を経てもなんだかエネルギーが感じられて、大変惹きつけられるものがありました。

「エジプトといえば、ピラミッドでしょ?」と思ってるそこのあなた。
ぜひルクソールに来てカルナック神殿に足を運んでみてください。
きっと後悔はしないはずです!

次回は、ナイル川の西側“死者の谷”を観光していきたいと思います。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

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