【アブダビ②】無料で楽しむアブダビ市内観光

世界一周日記
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《2023.11.18》
世界最大級のモスク“シェイク・ザイード・グランド・モスク”に続き、アブダビ観光をしていきます。
前回記事は、こちら。

【アブダビ①】超豪華!シェイク・ザイード・グランド・モスクに行ってみた。
《2023.11.17》オイルマネーで潤うお金持ちの国の印象が強いアブダビ。観光地も、『フェラーリをテーマにした遊園地』や『贅を尽くした大統領官邸』など、裕福さを象徴するような場所が多めです。しかし、私にはそれらの観光地に惜しみな...

さて、今回のアブダビ観光のテーマは『無料で楽しむアブダビ』

金に物を言わせたセレブな観光スポットに用はありません!
お金持ちのイメージしか無いこの街だけど、お金を掛けずに楽しみ尽くしてみせます…!
それでは早速、行ってみましょう!!!

ビーチ

午前中は、ビーチ沿いの散歩からスタート。
アラブ首長国連邦と聞くと何となく砂漠のイメージがあるのは私だけ?
そのイメージに反して、アブダビには海水浴も出来るようなビーチが沢山あります。

Corniche(コルニッシュ)ビーチというビーチが人気なようですが、私が行ったのはそのお隣Abu Dhabiビーチ。
ただ宿から歩いて行けるというだけの理由で行ってみたビーチだけど、到着してびっくり。

めちゃくちゃ、キレイ。

サラサラの白砂に澄んだ水。波打ち際にも小魚の群れがちらほら泳いでいるのが見えます。
さらに驚いたのは、その波の穏やかさ。
穏やかというか、もはやほぼ波なし。
これなら、泳ぎが苦手な人でも安心して海水浴を楽しめそうです。

降り注ぐ日差しに、穏やかで美しい青い海。は…入りたい…。
しかし、水着が無い私は泣く泣く入水を断念。
日本では“海水浴=家族や友達とワイワイ”というイメージですが、欧米からの観光客が多いアブダビのビーチではお一人様も多く見受けられます。
こんな綺麗な海でひとりきままに海水浴を楽しめるなんて…最高。
泳ぎたい方は準備をして行かれることをおすすめいたします!

Cultural Foundation Abu Dhabi

次に足を運んだのは、Culturl Foundation Abu Dhabi
先程のアブダビビーチからは徒歩で30分くらいの道のりです。
ここでは、無料のアートギャラリーやエキシビジョンを見ることが出来ます。
※内容は随時変わる模様。

私が行った時には、現代アートの企画展示が開催されていました。
もちろんこちらも無料です。

芸術が何たるかが分かるフリをしつつ、椅子に座ってアート作品の数々を見つめながらビーチで火照った体を冷まします。
冷房の効いた室内、最高。

2階では、UAEのテレビ放送で今まで放送されてきた色々なアニメのエキシビジョンも開催されていました。

かなり広く充実の内容ですが、もちろんこちらも無料。
紹介されているアニメの多くは日本のものでした。
海を越えて、こんな日本から遠く離れた異国の地でも、日本のアニメは子どもたちに親しまれてきたのですね。
日本人としてはやはりなんだか嬉しいものです。

こちらのCulturl Foundation Abu Dhabi、無料Wi-Fiあり、超清潔なトイレももちろん無料で使用可能!
休憩スポットとしても気軽に立ち寄れる素晴らしい施設でございました。

アブダビ文化遺産村

続いての無料観光スポットには、バスに乗って向かいます。
バスはもちろん無料ではありませんが、一回の乗車が100円以下とお安いので私のような貧乏旅人にも負担になりません。

到着したのは、アブダビ文化遺産村

石油が発見される前のアブダビの暮らしや文化を知れる観光スポットで、敷地内にはいくつかのショップや小さな博物館があります。

博物館への入場ももちろん無料。

ここのいくつかの博物館で学んだ情報によりますと、アブダビは石油発掘以前まではナツメヤシの栽培やラクダの飼育、真珠の採取などで細々と生計を立てる国だったんだそうです。

その時代の写真。

アブダビで石油が発見されたのは、1958年。
しかし何のノウハウも無かった小国にはそれを活かす技術もなく、すぐには国は発展しなかった模様。

上の写真は、1960年頃のアブダビの様子。
町というよりもはや村。舗装された道も無し。
この時代のアブダビの家屋は、ヤシの葉と泥で作られていたんだそうです。

しかし、UAEの初代大統領であるザーイド・ビン・スルターン・アール・ナヒヤーン氏(別名シェイク・ザイード)の治世になると石油事業は一気に好転。
街はものすごい勢いで発展し、ものの30年程の間に一気に近代化を果たしたそうです。
なるほどー。

施設の敷地内には、ラクダに乗れるコーナーも。(たぶん有料)

今にも落っこちそうですが、ヒトコブラクダの乗り方は、これで合っているのでしょうか?
落ちないようにするためか、ものすごいゆっくり歩かされるラクダ。
そして落ちないように見守り、励ましながら一緒に歩く係員。
シュールすぎます。

敷地内には小さなビーチもあり。
波が無いので、高層ビル群が鏡張りに!これは、中々の映えスポット。。
こんな景色、他ではなかなか見られないのではないでしょうか。

無料なのであまり期待していなかった文化遺産村でしたが、思った以上に楽しむことが出来ました。

The Founder’s Memorial

アラブ首長国連邦を独立に導いた“建国の父”、シェイク・ザイード氏。

wikipediaより

UAE国民は今でもシェイク・ザイード氏のことを大変慕っているそうで、家や店にザイード氏の写真を飾っている人もいるほど。

そんな、みんな大好きザイード氏の超巨大モニュメントがこちら。
The founder’s memorialです。

無数のワイヤーに吊るされた大小さまざまな立方体によりシェイク・ザイード氏の顔が浮かび上がって見えるというものなのですが…
ザイード氏に似ているかどうかはともかくとして、顔があるのははっきりと見て取れます。

夜になり、光輝くザイード氏。

モニュメントの隣にはビジターセンターもあり、モニュメントの製作の様子の動画やザイード氏の映像を見ることができます。入場はもちろん無料。
マストで訪れる程のスポットかというとそこまででもない気はしますが、時間があれば足を運んでみて損はない場所です。なにせ無料ですから。

夜景

とても治安の良いアブダビの街は、夜でも安心して一人歩きが出来ます。

豪華な建物が多いだけあって、夜は夜景もなかなかキレイ。

どこかのホテルとかの高層階からならもっと綺麗な夜景が見えるのかもしれませんが、そんなセレブな場所に縁の無い私は、橋の上から無料で夜景観賞。
これでも十分きれいだもんね。

まとめ

そんなかんじで、朝から晩まで交通費と食費以外は全て無料で楽しみつくしたアブダビ。
莫大なオイルマネーで潤ったこの街は公共の施設も国のお金でしっかり整っており、思いのほか無料で楽しめる場所が沢山あります。

UAEといえばお隣のドバイの方が観光地として栄えているイメージがありますが、アブダビも大変見どころの多い楽しい街だということが今回の滞在で分かりました。

旅人の皆さん、観光費にお金を掛けたくない人ほどアブダビへ!
…とまでは言いませんが、この街はお金を掛けなくても十分に楽しむことが可能ですよ!
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

さて、次回はお隣のドバイに移動していきたいと思います。
本日も、お読みいただきありがとうございました。


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